「悟りを開く」ってどういう意味?自分を見つめ直すために必要な5つのこと

現代社会はとてもめまぐるしく、そして飽和社会でもあるため、物質的な考え方に偏りがちです。そのため、真に自分の人生を生きていると感じられる人は少ないのではないでしょうか。そんな自分の人生を一度見つめ直したいという人のために、今回は悟りを開くことについて詳しく解説していきます!

悟りを開く意味や方法を知ろう!

悟りを開くという言葉を聞くと、何かとても大変な修行を積まなくてはいけない、と思う人もいるかもしれません。しかし、じつは悟りを開くことは自分一人で行えるものであり、意外とシンプルなものであると言われています。

今回は、このような悟りを開くということについて詳しく解説していきます。悟りを開く方法や、悟りを開くことを深く知るためにおすすめの本も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!

悟りを開くとはどういう意味?

現代は飽和社会となっているため、物質的なことではなく、その先の精神的な世界への興味を示している人が増えています。そのため、悟りなどといった言葉もよく使われるようになりました。しかし、このような「悟りを開く」とはどのような意味であるかをきちんと理解している人はいるのでしょうか?まずは、この悟りについてを詳しく解説していきます。

悟りとは?

日本人は仏教徒である人も多い為、比較的「悟り」という言葉にはなじみが深いのではないでしょうか。しかし、この悟りという言葉自体を理解している人は少ないことでしょう。この悟りとは、一般的には仏教やその他宗教などで鍛錬を積むことにより、自身や世の中から解脱することを表します。

「悟りを開く」という意味

そして、この「悟りを開く」という意味とは、人それぞれ解釈の仕方が異なるために、究極的には個人的な解釈でしかわかり得ることができないと言われています。そのため、悟りを開くという言葉自体も、人によって使い方が違うことがあります。

このようなことから、人それぞれ悟りの境地は違うものであり、悟りを開くという意味とはすべての人が共通して理解できるような解釈的な意味をはっきりと伝えることは、不可能であると言えるでしょう。

悟りを開いた人たちとは?

悟りを開いた人の例としては、やはり仏教のお釈迦様(ブッダ)が誰もが知っている一番有名な例なのではないでしょうか。他にも、このようなくくりで言う悟りを開いた人とは、イエス・キリストやムハマンドなどではないでしょうか。

悟りを開くとどうなる?

悟りとはどのようなものであるかを解説してきました。悟りとは究極的には個人の解釈になることから、すべての人が同じ意味合いを表現するとは限りません。それでは、このような悟りを開いた場合には、人間はいったいどのような状態になるのでしょうか?

人間のエゴ「全ての煩悩」から解放される

人が悟りを開いた場合には、もはやその時点で人間のエゴ「全ての煩悩」から解放されることを意味すると言われています。このような煩悩とは、一般的に人間が誰しも持っている欲望や執着などといった、観念のことを指します。

人は、このような欲望や執着を手放すことにより、自己の境地へと達することができるのです。そして、このようなエゴから解放されることにより、真の幸せを感じることができるようになります。

世界は「1つ」だと理解する

また、悟りを開いた人とは、今まで自分が見てきた世界観が一変することにより、物事に対する視点が変わると言われています。悟りを開く前までは、個人レベルの視点からでしか物事を考えることができませんが、悟りを開くことによって個人レベルの見方ではなく、世界はすべてつながっており一つである、というような視点から物事を見るようになると言われています。

悟りに「答え」はない

しかし、前述もしたように悟りとは人それぞれ解釈の仕方が異なるため、すべての人が同じ答えにはなりません。そのため、すべての人に共通するような悟りの具体的な答えはないと言えるでしょう。

人それぞれに、世界の見方や生き方も異なるため、その人に合った悟り方があるからです。そして、悟りとはとても難しく考えられがちなものですが、実際にはとてもシンプルなものであると言われており、自分の現実に向き合いありのままを受け止め、しっかりと内観できた人にのみ訪れるものであると言えるでしょう。

私にもできる?悟りを開く方法は?

悟りがどのようなものであるかが、なんとなくおわかりいただけたでしょうか?このような悟りを、自分も開いてみたいと思っている人もいるのではないでしょうか。次からは、悟りを開くための具体的な方法をご紹介します。

1.悟りについてを探求すること

まず、はじめに悟りを開くために必要なのは、悟りがどんなものであるかを探求することです。悟りがどのようなものであるかをなんとなくでも理解していなければ、イメージすることができないからです。人が何か行動を起こすためには、イメージする力がとても重要です。

そのため、悟りを開くというものがどういうものであるかを、まずは自分なりに探求してみてはいかがでしょうか。例えば、今では聖書を簡単にしたものや、ブッダなどの偉人の話をわかりやすく解説している本などもたくさんあります。このようなものの中から、何か自分が興味あるものを選び一度読んでみることをおすすめします。

また、悟りを開いている人のほとんどが行っていたものは、瞑想であると言われています。瞑想を行うことにより、自我を一時的に手放し宇宙と一体になることができるからです。このような瞑想を続けることによって、自分の精神を整えることができ、感情のコントロールなどもしやすくなります。

2.人生の視点を変えること

悟りを開くためには、人生の視点を変えることも必要です。悟りを開くためには、以下の2つの視点を持つ必要があると言われています。

1.自分の死から見る視点

2.宇宙全体から見る視点

悟りとは、悟りというものを「知識」として取り込むことではなく、自分の中にあるものから「気づき」を得ることだと言われています。そして、このような気づきを得るためには、通常の人間としての視点ではなく、自分の死から見る視点と宇宙全体から見る視点に変化させる必要があります。

人生の真実とはこのような2つの視点に立ったときに、見ることができると言われています。そのため、悟りを開くこととは考えて理解できるものではなく、ただこの視点から見ることによって自然と気づくことができるものなのです。

3.自我(エゴ)を手放す

悟りを開く上で、もっとも大切であると言われているものが、この自我(エゴ)を手放すことです。自我とは何かに執着することで存在する人間の意識であり、このような執着を持つことによってエネルギーが停滞してしまい、新たなものが流れ込むことを遮断してしまうからです。

現代社会の考えとは、どうしても物質的なものの考え方が中心となっているため、ほとんどの人がものや人、考え方など、あらゆるものを手放すことをおそれています。手放すことにより、何かを失ってしまうというおそれや不安感が自己の信念となってしまっているため、このような執着を手放すことができないのです。

しかし、このような信念はさらにエネルギーを停滞させ、あらゆるものの循環を滞らせてしまう原因となります。そのため、一見矛盾しているように感じますが、自分が「欲しい」と思うものは何であれ、一度手放すことをおすすめします。執着心を手放すことにより、今まで自分が欲しいと思っていたものが、自然と手に入るようになります。

4.執着をなくす

悟りを開くためには、自我を手放すことがもっとも重要であると前述しました。この自我を手放すとは、執着心をなくすことにより、だんだんとできるようになると言われています。執着とは、ものや人などさまざまなことに対して人が持つ観念の一つですが、おもに人間関係において強く現れることが多いと言われています。

このような執着は、人間関係において相手に対する怒りや欲求など、相手にこだわる感情があるものすべてに当てはまります。このような自分の感情に執着することがなければ、相手の言動を気にすることもなく、相手に何かを要求しようとも思わなくなるでしょう。

世の中における、お金、食糧、政治、人間関係などの問題のすべては、執着することから生まれると言われています。そのため、執着を手放せば人はもっと自由に生きることができます。悟りを開くとは、このようにすべての執着をなくし、自由に生きる心を手に入れることでもあります。

5.自らのエゴ・思考・感情を観察する

悟りを開くためには、自らのエゴ・思考・感情を観察することも大切です。自分が普段から何を考えているのかということに気づくことも、悟りを開く上では重要であるからです。エゴとは自分本位の欲望のことであり、すべての欲望のことではありません。

純粋なる欲望である食欲や睡眠欲、向上心などがなくなってしまえば、人は生きていけなくなってしまうからです。そのため、自分がどのような思考を今しておりどのような感情をその考えに対して抱いているか、ということを理解することが重要です。

エゴとは自分の欲望に執着している状態のことであり、自分本位の欲求であるため自然な欲望とは異なることから、自分の思考しているものがエゴであるかどうかを観察する必要があります。このように自らが考えているものが、エゴか否かを判断するために内観することも、悟りを開くためには必要であると言えるでしょう。

「悟りを開く」ことを深く知るための本

悟りを開くさまざまな方法をご紹介してきました。一見するととても難しそうに思えますが、実行していくうちにじつはとてもシンプルなものであるということに気づくでしょう。次からは、悟りを開くことについて、まだよく理解できないという人のために、悟りを開くことを深く知るための本をご紹介します。

わかっちゃった人たち

『わかっちゃった人たち』は、悟りについてを普通の7人が語ったものを翻訳した本であり、なかなか斬新な読み物です。しかし、あえて普通の人で悟りや目覚めなどの感覚を得たという人たち同士が語り合うことにより、読者によりわかりやすい本になっていると言えるでしょう。

やはり、読者と同じ立ち位置である人たち同士が語り合うことにより、他の啓発本のような専門性が高すぎてわからない、というような読み物にならない点が、この本の素晴らしい部分でしょう。自分と同じような人たちが、どのようにして目覚めや覚醒、悟りなどに気づけたのかということを、知りたいという人にはおすすめの本です。

わかっちゃった人たち 悟りについて普通の7人が語ったこと

¥1,620

道元のコスモロジー

『道元のコスモロジー』は、日本が世界に誇る宗教者・哲学者である道元が到達した、悟りの世界観や倫理観を紹介している本です。唯識や現代宇宙論を踏まえてわかりやすく解説されており、正法眼蔵をより深く知りたいという人におすすめの本です。

道元のコスモロジー―『正法眼蔵』の核心

さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる

『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』は、スピリチュアル界の第一人者でもあるエックハルト・トールの著書です。悟りを開く方法論というよりも、人間本来の姿や生き方についてを説いている本になります。

自分の人生に悩みを抱えていたり、何かに行き詰まりを感じている人などは、この本を読むとそのような感情から解放されるかもしれません。より良い生き方を探している人におすすめの本です。

さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる

¥1,944

ニュー・アース

『ニュー・アース~意識が変わる、世界が変わる~』は、タイトル通り、この本を読み進めるにつれ意識が変化し、それに伴い自分の見える世界までもが変わる本です。こちらも、エックハルト・トールの著書であり、現代社会の問題点や現代人が本当の自分の人生を生きていないということにまで言及した、内容がとても深い本です。

この本の内容が理解できると、まさに現代において悟りを開いた感覚になれる人もいるかもしれません。ただし、内容はある程度スピリチュアルな世界を理解している人でないと、本当の意味で理解することは難しい可能性があります。そのため、スピリチュアルな本をある程度熟読されてきた人におすすめの本です。

また、前述した「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」と内容がやや重複するため、スピリチュアルな本を読まれてきた方の場合には、この本だけでも十分であると言えます。現代的な悟りを開くという意味合いでは、この本が一番わかりやすく深い本であるため、気になる人は一度読んでみることをおすすめします!

ニュー・アース -意識が変わる 世界が変わる-

¥2,376

悟りを開くとは、自らを内観した先に待っているもの!

いかがでしたでしょうか。悟りを開くということについて、詳しく解説してきました。悟りを開くとは、難しく考えがちですがじつはとてもシンプルなものであると言われています。また、悟りを開くとは、実際には個人個人でたどり着く境地が異なるため、すべての人が同じ答えになるわけではないと言われています。

このような悟りを開くためには、まずは自己と向き合い内観し、自分のエゴや執着を手放す必要があるでしょう。しかし、悟りを開く方法を試しても、はじめはなかなかうまくニュアンスがつかめない人もいるかもしれません。そのような時は、こちらでおすすめしているような、啓発本などを一度読んでみることをおすすめします。