ミラーリング心理学で距離がより近くなる!?その活用法と注意点を大公開!

ミラーリング心理学をご存知ですか。相手の心の扉を開き、コミュニケーションを図りやすくする心理学です。これは、対人関係に取り入れると有効な方法だと言われています。友達関係、恋愛関係、ビジネスなど色んな場所で活用する事の出来る技法です。今回はそんなミラーリング心理学についてご紹介していきますね。

ミラーリング心理学は対人関係向上の方法の1つ!?

みなさんは、ミラーリング心理学という言葉を聞いた事がありますか。これは、心理学の中の1つなのですが、相手の行動やしぐさを模写して相手とのコミュニケーションを図るというものです。これは、友好関係を築く時にはもちろん、恋愛やビジネスなどにも応用する事が出来ます。

今回は、このミラーリング心理学をご紹介していきますね。

ミラーリング心理学とはどんな心理学?

まず、始めにミラーリング心理学とはどういうものかという所から見ていく事にしましょう。これを知る事により、今後の流れも理解しやすくなるかと思います。

ミラーリングについて知りましょう

ミラーリングとは、好感を寄せている相手の仕草や動作を無意識のうちに真似してしまう事です。また、自分と同様の仕草や動作を行う相手に対して、好感を抱きます。

これは、意識しているしていないに関わらず「真似る」「模範する」といった行為は、相手に対する尊敬や好意の気持ちを表現として認識され、自分の仕草を真似る人=仲間、味方といった形で記憶、認識されます。

恋愛においての活用法とは?

「類は共を呼ぶ」という言葉があるように、心理学的に似ている者同士は仲良くなりやすいという傾向があります。しかし、あまり意識しすぎてこれ見よがしにするのではなく、あくまでさりげなくするのがポイントです。

ミラーリングは、相手が無意識的に親近感を抱くようにするテクニックです。恋愛では、相手とほぼ同じタイミングで手や足を組んだり、水を飲んだり、食べ物を食べ始めたり、相手の口癖を真似したり、言い回しの特徴を真似たりすることなどもあげられます。

ビジネスにおいての活用法とは?

ビジネス上での技術としては、意識的に行う場合に相手の仕草を逆の動きを時折混ぜながら行うのが効果的だそうです。ただ、相手の行動や仕草、相手の気持ちや考えに同意の意を表現するシンプルな方法も効果的ですが、その中に、先ほどの行動を入れながら行うという事です。

ある実験によると、15分間、ペアの片方には相手の姿勢を真似るように指示して、もう片方には指示を出さなかったら、ミラーリングした相手に対して約73%の人が好意を持ったという結果が出ているほどです。

無意識にやっていることもある?

これは、脳にあると考えられている「ミラーニューロン」の活動が関係している可能性が高いそうです。

ミラーニューロンとは、霊長類などの動物が自ら行動する時と、その行動と同じ行動を他の同類の個体が行っているのを観察している時の両方で活動が電位を発生させる神経細胞の事です。細胞単位というより、特定の神経細胞のネットワークが反応し、活性化しているようです。

ミラーリング心理学で人に好意を持たせる方法とは?

では、具体的にミラーリング心理学にはどんな方法があるのでしょうか。例をあげながら、一つ一つ見ていきましょう。

相手の仕草や行動を真似よう

例えば、相手の座り方や足の組み方、姿勢やうなずくポイントや口癖などを真似していると、人間は、自分と似た行動を取った人を好きになるという類似の法則があるので、好感を持たれる可能性が高いのです。

恋愛においては、相手の笑っている顔を観察して、自分も同じように笑っていると自然と笑い顔や話し方も似てきます。こうやって、相手と自分との距離を近づけて、自然と相手の心を開かせてあげることが可能なのです。

言葉や気持ちに同調しよう

誰かと会話をしている時、相手の言葉をオウム返しで復唱したり、相手の意見に対して、否定せずに受け止める(同意)することです。これをすることにより、相手は自分の話をきちんと聞いてもらっていると思えたり、承認されているという気持ちになります。

さらに、気持ちに同意することで自分の事を理解してくれる人だという意識が芽生えて、心を開いてくれる可能性もあります。

メールの温度差を合わせましょう

メールの温度差を合わせるというのは、今はみなさんメールよりもラインなどをされる機会の方が多いかと思います。

そんな中、相手からスタンプのみが返ってきた時、意味が分からずに聞きたくなってしまうところを我慢して、スタンプだけで返してみたり、短文が返ってきたら、すごく長い文章で返したくなるところもグッと我慢して、短文の似たようなリズムの文章で返すということです。

その他には、相手からラインが来たら、早く返した方がいいのではないかと思いがちですが、あなたが一方的に好意を寄せている場合は、返事を返すタイミングも大切です。

ベストな感覚は相手と同じくらいのスパンの時間で返信することです。半日後に返事が来たなら半日後、1時間後なら1時間後というように同じくらいのスパンでの返信を意識してみましょう。

ファッションも似せてみよう

ファッションでのミラーリングを活用することで相手に仲間だということを認識させる事が出来ます。好意を持っている相手のファッションに徐々に似せていく事で、意識の中に「自分のファッションは認められている」「安心する」といったプラスの気持ちが芽生えます。

よく着ている色の服を選んだりするなども効果的だそうです。

食事でも同じ物を注文するようにしよう

食事へ出かけて注文をする時、相手と同じものを注文したり、似たようなタイミングで飲み物などを注文したりすることにより、相手に「波長が合う」や「味覚が合う」などの同調を得られることがあります。

同じものを好む=同調にあたるので好感を持たれやすいと考えられます。

あえて逆の事もしてみよう

これはどんなシチュエーションの時にも考えられます。例えば、食事の時、今までは、相手が水なら水を飲み、食事なら食事というシンクロした行動を取っていたところに、相手と逆の動きを取り入れる事により、ミラーリングがさらに際立ちさらに、自然に見せる事が出来ます。

ミラーリングを活用する時はココに注意が必要!

ミラーリングは相手の行動やしぐさを観察して真似をしていく技法です。それを行うにあたり、いくつかの注意点があります。あくまで自然に真似をするのがポイントですよ。

不自然にならないようにしましょう

相手のすべての動きに注目して真似しようとすると、動作が不自然になったり、警戒心を抱かれたりして、逆に心を閉ざされたりする事もあります。ビジネスにおいては、不審がられたりする場合もあるので注意が必要です。

やりすぎには十分注意しましょう

やりすぎてしまうと、わざとやっているんだなとか意識して合わせようとしてくれているのだろうなという風に思われてしまうときもあります。「真似する」という所に意識が向いてしまって、肝心な相手とのコミュニケーションということを忘れてしまいがちです。

あえて、相手のすべてを真似しようとせず、要所要所に入れるだけでも効果はあります。

ミラーリング心理学を楽しく活用しよう!

いかがでしたか。こうやって見てみるとミラーリング心理学っておもしろいですよね。いつもよりも相手のことをよく観察しながら行っていくので、相手の事も知る事ができるし、思いがけない相手の新しい一面を発見することもできます。

この心理学は、鏡のように相手を真似するという物ですが、活用の仕方によっては色んな方向に働きます。注意の部分にも書いたとおり、真似する事ばかりに意識が向いてしまってやりすぎたり、相手の心を掴もうとして躍起になってしまうと思わぬ落とし穴があったりします。

相手のことをちゃんと理解したいという温かい心の基で、このミラーリング心理学を活用してみて下さいね。