ウッカリ自分語りしていませんか?ウザいと思われないために知っておくべきコト!

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最近よく耳にする「自分語り」。ネット上でも非難のコメントが寄せられるようになり、多くの人が知るようになりました。一言でいうと自分のことを過剰に語ることを指しますが「ひょっとして私も…?」と心配になりませんか?今回はこの自分語りについて解説します。日常の会話レベルなのか、自分語りをしてしまっているか…その境界線を知ることで良好な人間関係が構築されます。まずは自分語りを知ることから始めましょう。

自分語りの爆発的増加

自分語りとは、最近特に使われ始めた俗語です。否定的に使われることが多く、大抵の人はこの自分語りを嫌います。昔から自分語りをする人はいましたが、現代はSNSなどの普及でその数が爆発的に伸びました。

イイね!などの承認をうけると誰もが嬉しいもの。しかしそのイイねをもらうために過剰な演出をしたり、興味を持てないネタでもアップして、自己アピールが過ぎたり…。周りからみたら痛々しいのですが、本人はやめられません。しかし自分の事ばかり話してしまうのにはちゃんとした理由があるのです。まずはこの「自分語り」について掘り下げていきます。

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自分語りとは?

ご自分のことや家族の話、または恋人の話…みなさんもよく話題にあげるものばかりだと思います。でも時々「うっかり話し過ぎちゃった。」と反省する場面はありませんか?自分語りはその名の通り、自分のことを話すことに対する侮蔑の意味合いを含む言葉です。ですが、これがどの程度のことを指すのか気になりますよね。最初にその自分語りの判断基準についてご説明します。

周りを不快にさせること

もしお友達も多くて話し上手な方がこの記事を読んでくださっていたら、「私も自分語りしてるかも…」と不安にさせてしまったかもしれません。しかしご安心ください。自分語りをする人は、往々にして人が離れていきますので、お友達が定着しにくい傾向にあります。

そもそも自分語りは、話題をつなげたり会話を盛り上げる意図でご自分のことを話すことではなく、一方的に聞かれてもいないことを話すことです。良好なコミュニケーションには相手と自分との会話のバランスが保たれていますが、自分語りにはそのバランスがありません。自分中心に話し、その内容も主観的で自分の価値観が正しいという前提で話をします。そのため相手の価値観や意見を求めることはありません。次第に相手は不快に思い、そのひとの元を去っていきます。

いくつかのタイプがある

自分語りには、その会話の内容によりいくつかの種類に分類されます。どのような会話の内容が自分語りに該当するのかを見てみましょう。

▪︎自慢型
相手にうっとうしさを与えるほどに、自分がどれくらい凄いかを語ります。相手に聞かれて話すのではなく、聞かれてもいないのに自慢話をしてしまいます。また相手が話していても、その話をそらして自分の自慢話にもっていこうとします。合コンなどで見られる「自分ってこんなにすごい」とアピール三昧の人が典型的なパターンです。

▪︎自虐型
自分を一旦否定しておいて、結局は自慢話にもっていくパターンの人を言います。「たいして努力していないのに、なぜか要領よくなんでもできちゃう」など自分を落としておきながら、結果できる自分をアピールするという遠周りな自慢をします。

▪︎虚言型
嘘をついてまで、自分を誇示したり自慢話を作る人を言います。他人から見たら明らかに明白な嘘でも、堂々と嘘を語ります。「原宿で芸能界にスカウトされた。」など、事実でないことを言ったりします。

▪︎他人型
自分は有名人とコネクションがある、またはお金持ちな家族がいるなど直接的には自分のことをアピールしているわけではありませんが、間接的にそのような社会的地位のある人とコネクションがある自分を誇示します。

ネット上での自分語りもある

ネット上で匿名をつかって、自分語りをするケースもあります。他人のSNSやネット掲示板に入り、自分の話を過剰にコメントするなど周りを不快にさせます。

ネット上での自分語りで話題になったのが、チンフェと呼ばれる男性です。彼はなんjというネット掲示板上で過剰な自分語りを繰り返し、なんj民という掲示板のコミュニティーの人たちに激しく避難を受けました。自分の写メを度々アップロードし、自分の主観ばかりアピールする行為が仇となり、最終的には身元まで割り出されてしまいました。

自分語りの末に起きた悲劇

このチンフェという男性…ネット上で激しく叩かれていくことになりました。ネット上で顔も見えないことからコメントは過激を極め、それに対しての非難も頂点に達しました。最終的にはチンフェが裁判を起こす事態へと発展しましたが、その後もチンフェに対する非難は収まらず、悲しい事件へ発展していきました。

ネット上でチンフェの身元や住所が判明してしまったことで、多くの人が彼のことを知るようになります。そして彼の自宅に敷かれたマットが「自分語りマット」と侮蔑されてネット上で紹介されるようになります。このマットはのちに盗難の対象となり、いきすぎた自分語りの代償は大きなものになりました。

自分語りを知る参考書籍もある

自分語りはそれをしている自分には自覚症状がなかったり、自分語りに潜む心理的な闇が関係していることもあります。自覚症状に乏しく、また自覚していてもなかなかやめることができないため、周りの人の優しいサポートが救いになります。

自分語りをする人に救いの手を差し伸べることは難しいことですが、まずはその人の心の闇を理解してあげることでご自分の中にもそれを許す気持ちが芽生えると思います。自分語りの参考書籍も出ていますので、もし周りにいる自分語りをする人と向き合う必要のある方は、こちらの書籍も参考にされてみてはいかがでしょうか?

なぜ自分を過剰に語ってしまうのか?

26 自分語りにはちゃんとした理由があります。自分語りは決して良いものでないと理解している人でさえ、なかなかやめられない理由があるのです。まずはその理由をご説明します。

不安で自信がないから

自慢話を延々話す人は、一見するとナルシストで自分に自信があるかのように思いますが、実はその逆です。心理学者のメリッサ・バッドモアさんは「自分で判断するのが怖いので、人から承認されたり同意されたりして安心したい」と、自分の判断能力に対する自信のなさの表れだとしています。

ありのままの自分では他人に承認されないのではないかという不安。さらには自分の人生が他人の賞賛や承認によって形成されており、自分自身で自分の価値を見出してあげられないのがこのケースの人たちです。常に他人の意見に振り回されるという不安定で悲しい側面があり、ある意味他人に依存した生き方といえます。そのため、常に他人に賞賛してもらうことを要求します。

セックスと同じ快楽物質がでるから

アメリカのハーバード大学の神経科学者たちがおこなった実験で、自分のことを話す時に感じる喜びについて興味深い結果がでました。それは人間が自分のことを話す際に、食事やセックスなどで得られる快楽物質と同じドーパミンが分泌されるということです。

これは人間にとって、自分のことを話すことは食事やセックスと同様生きていく上で必要であるためだと言われています。人々は古来より人と人との結びつきを会話によって形成してきたのでしょう。このようにどの人の中にも程度の違いはあれ、自分のことを話すと気持ちよくなったり満たされた気分になるのです。

自分語りをする人は心が満たされていない状態なので、それを埋めるために人と必要以上に話をしたり、SNSに過剰な書き込みをして満足感を得ようとします。そして一度その快楽を味わってしまうとなかなかやめることができず、人に避難されたり離れていかれても自分語りを続けてしまいます。

心理学でいう承認欲求に該当するから

自分語りをする原因として、承認欲求が高いということが言われています。もともとはどの人にも備わる承認欲求は、それ自体持っていて当然の欲求で何ら恥ずかしいものではありません。たとえば「君は素敵だね」とか「仕事が早いね」など、他人の好評価は誰しも嬉しいものです。

この承認欲求の心理は心理学者マズローの唱える人間の5つの欲求のうちの4番目に来る欲求で、1〜3番目の欲求である衣食住や仲間に満たされている環境においては、この4番目の承認の欲求こそが人が手に入れたいものだとしています。仲間や友人ができたら認めてもらいたいと思うのは、ある意味当然のことなのです。そして仲間や友人に認められて社会的な承認を得たら、人間の最上級の欲求である「自分らしく生きたい」という自己実現の欲求に移行するのです。

現代の日本は衣食住で心配することなく安心して暮らすことができ、学校のサークルやご近所付き合いなど人とのコミュニティーもあります。そうなると人間が次に望むことは「他人から認めてもらうこと」なのです。しかし自分語りをする人はこの他人からの承認欲求が極めて高いと言われています。その理由の一つに幼少期に認められる経験が少なかったことが挙げられます。

子供は叱られたり褒められたりしながら承認欲求を満たしていきますが、幼少期にこの承認が乏しく経験不足の場合は何でもアピールして褒めてもらおうとするのです。

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自分語りにはどう向き合えばいい?

自分語りは人間として本能的に備わっている欲求から派生したものなので、誰でもなり得る可能性はありますし、周りに自分語りをする人がいてお付き合いに悩んでいる方もいると思います。ここでは自分語りについての具体例と対処法を解説します。

自分語り度チェックで重症度の確認をする

ひょっとしたら自分も知らないうちに…と心配になった方はこちらの10項目のチェックポイイントで確認をしてみてください。

▪︎自分のことばかり話す傾向にある。
▪︎何度も同じ話を繰り返し、その内容は自慢話がほとんどである。
▪︎聞かれていないことでもどんどん話してしまう。
▪︎他の人が話していたら、つい自分の話に持ってきてしまう。
▪︎自分が満足するまで話してしまう。
▪︎人の話や意見をあまり参考にしない。
▪︎自分の価値観と違うと、自分の価値観を理解してもらうよう説得する。
▪︎つい自分は特別な人だとアピールしてしまう。
▪︎相手の話より必ず上をいくような話をしてしまう。
▪︎SNSで過剰に充実した自分を演出してしまう。

該当する項目が1つでもあれば即改善しましょう。該当項目が増えるほど、重症度が増します。該当項目に関しては、それを控えるように努めるとコミュニケーション能力がぐんと上がります。会話は常に相手がいること、そして相手も自分と同じように話をしたり尊重されたいという欲求があることを理解しておきましょう。

自分話は煙たがれることを理解する

自分語りをしている人によく向けられる言葉が「うざい」です。これはきつい一言ですが、自分語りをする人は周りからそのように思われてしまうということです。自分のことをすごいと思ってくれているはずだと思って自慢話をしても、実は心の奥では「うざい」とつぶやかれているのです。

どうでしょう?うざいと思われてまでも自分語りをしたいでしょうか?マズローの承認欲求を満たそうとすれば、まず他人に承認してもらい、それから自分で自分のことを承認できるようになり、最終ゴールの自己実現に到達するわけですが、この「他人からの承認」を得るために自分語りを選んでいたら、いつまでたってもその欲求は満たされません。むしろ周りにいた友達までも失ってしまいます。

他人に認めてもらいたい場合、まずこの自分語りは逆効果になります。上記に挙げたチェック項目は、人とのコミュニケーションをとる際にやってはいけないことでもあります。まずは上記の項目に当てはまる点があったらすぐに改善しましょう。そして相手に理解してもらいたいと願うなら、まずは自分が相手のことを理解し、話をしっかり聞くようにしましょう。そうするだけで人間関係が好転していくはずです。

嫌がられる自分語りの具体例で学ぶ

自分語りで実際にうざいと言われた例です。似たようなことを言ってるなと感じたかたは要注意です。タイプ別に見ていきましょう。

自慢型
「昔から彼氏が切れたことないんだよね。可愛がられるタイプみたいで…。」
「学校では成績常にトップクラスだったし、社会人になっても仕事ができるってよく言われるんだよね。」

自虐型
「あんまり要領は良くないんだけど、なぜか勉強はしなくてもできるんだよね。」
「スタイルなんて良くないのに、よく街中でモデルにスカウトされるんだよね。」

虚言型
「東大に受かったけど、行く気なかったら行かなかった。」
「ナンパされすぎて困ってしまう、歩くとすぐに声をかけられてしまう。」
他人型
「嵐メンバーの中に友達がいるんだ。」
「うちの親戚はほぼ医者になってるよ。」

このような発言をしている方は、うざいと思われている可能性が高いですので要注意です。自分の会話をチェックして、相手を不快な気持ちにさせていないか気を配りましょう。

自分語りする人への対処法を身につける

自分の自慢話を繰り返す人への対処法の一つに、その人が言ったことを繰り返して強制終了させるというスゴ技を使う方がいます。例えば、「なるほど〜!〇〇は〇〇ということなんですね。勉強になりました!」で終了させて、それから次の話題に移るか、もしくはその場を去るかの方法をとるそうです。

これはオウム返しで相手の言っていることを繰り返すだけですが、聞いている感じが相手に安心感を与えて、その隙に会話を終わらすという方法です。聞き流す方法は終了までに時間がかかるので、聞き流しで効かない人へはこのオウム返しの対処法されてみてはいかがでしょうか?

自分語りは使い方次第で武器になる

自分語りそのものは、相手を不快にさせるので倦厭されます。しかしこれに一捻り加えれば自己PRをしっかりできたり、自分の魅力を存分に伝えることもできるのです。そのテクニックの一例を紹介します。

就職活動で武器にする

自分語りをする人は、自分の賞賛されそうな話をたくさんすることができます。しかし問題なのが、それが褒められたいという虚栄心や見栄によるものだということです。つまり謙虚すぎてアピールできないという心配はないのです。これはどんな場面で有効かというと、自分の能力の売り込みをする就活ではプラスに働く場合があります。

しかし相手は百戦錬磨の面接のプロ。それが嘘なのか、そして虚栄心から出ているものなのか感覚的に嗅ぎ分けます。自分の売り込みをする時は、単なる自慢話にならないためにその功績を支えてくれた人への感謝やお礼の気持ちを必ず添えるようにして下さい。相手への思いやりや優しさが生まれた時、自分語りをする人でも等身大の自分で勝負できる日が来るでしょう。

自己紹介で武器にする

就職活動と同様、自分の魅力をアピールする場面においては自分語りはプラスになる場合があります。しかしこれも就活同様、ただの自慢話になってしまっては誰も興味を持ってくれません。「自分が、自分が…」と自分だけの売り込みは、余裕のない人の表れと写ります。

自己紹介などの場面では自分をアピールの気持ちを半分に抑え、その残り半分を相手のことを聞くという作業に徹してください。自慢話は毒にこそなれ、魅力にはなりません。このことを肝に銘じて、相手の話に耳を傾けてください。そうするとあなたの自慢話も魅力的に写ります。

自分に自信をもった人は魅力的です。その魅力から自慢話へと境界線を超えないようにするために、相手の話もじっくり聞くことは必須です。

良好な人間関係を築くために…!

良好な人間関係を築くには、まずは相手の気持ちを理解して双方にバランスのとれた会話を心がけることが鉄則です。自分語りを自覚した方は、まずはそれをやめる習慣をつけましょう。そして自分語りする人に悩まされていた方も、自分語りに潜むに心の闇を知っていただけたかと思います。

お互いの立場を理解することで相手に対しての心の余裕が生まれ、良好な人間関係につながることを切に願っています。

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