アラントインは全身に使える!医薬品から化粧品まで3つの優れた働きは?

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アラントインは最近話題になったカタツムリコスメに使用されているカタツムリの粘液やコンフリーといわれる昔から傷薬として使用されてきた薬草に多く含まれる成分です。医薬品、肌のヒビ割れ用治療薬、ニキビ・アトピースキン用化粧品に広く使われているこちらの成分に今回はスポットをあててご紹介します。

アラントインは医薬品・化粧品成分!その効果とは?

アラントインの歴史は古く、牛の羊膜から摂られ始めたのが初めといいます。細胞を増殖させて傷口の修復や止血剤して利用されてきました。その効果や安全性の高さからも利用しやすい成分で現在も多くの医薬品、化粧品に配合されています。昨今話題になったカタツムリエキスの中にもこのアラントインが豊富に含まれています。

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アラントインとは?

アラントインという名前は化粧品などでよく見かけるという方も多いのではないでしょうか?私たちが日常的に使用する歯磨き粉やマウスウォッシュ、ハンドクリームや化粧品とありとあらゆるところで見られる成分です。これだけのものに使われるって、いったいどんな効果のある成分なのでしょう?

肌荒れを防止させる成分のこと

アラントインの働きは主に医薬品や化粧品の成分表などを見ると皮膚細胞賦活成分、肌の修復を促すといったことが書かれています。使用されている薬を見ても主に傷の修復を早めるためのものや、炎症を抑える目的のものが多く化粧品なども炎症が起こりやすいニキビ肌用、敏感肌用に配合されている場合が多いという印象です。

植物から抽出されるもの

植物性のものは主にコンフリーといわれる植物由来が有名で、このコンフリーの葉や根から抽出することができます。日本ではヒレハリソウという名前で知られ、明治時代に畜産の飼料として輸入されて北海道を中心に繁殖をしました。

健康食品としてもブームがあったのですが大量に摂取すると肝障害の恐れがあるということで、ヒレハリソウ自体の食品としての販売は2004年に厚生労働省から禁止されています。抽出されるアラントインには毒性は認められていません。むしろ非常に安全性の高い成分として知られていますのでご安心くださいね!

尿素から合成されるもの

他にアラントインは尿素から合成することもできます。無味無臭の白色の粉末で働きは合成のものと植物性のものでは変わりません。多くの医薬品、化粧品の配合成分に利用されていますが、化粧品など商品コンセプトが植物性(ボタニカル)のアプローチであったりすると植物性由来のアラントインを使用する、ということになります。

アラントインの代表的な3つの効果効能とは?

このアラントインにはさまざまな私たちの身体に有効な働きがあります。その中でも代表的な3つの働きをご紹介します。

肌荒れを予防する働き

アラントインの効果には抗刺激性といわれる働きがあり、化粧品や薬に配合する際は効果が高いけれどアレルギー性や刺激性を起こしやすい原料と一緒にアラントインを配合することで刺激性を抑えてくれるという働きがあることで薬や化粧品にはとても重用される成分でもあるようです。

アラントイン自体に消炎作用など赤みを抑えたり炎症の起きやすい状態も鎮めてくれる作用がある上、他の成分の働きを助けてくれるなんて素晴らしい成分ですね。

肌荒れの改善を早くする働き

ニキビ用化粧品やアトピースキン対策の医薬品、化粧品の中に多くアラントインが含まれるのは肌が炎症を起こしたり荒れてガサガサになってしまった部分を落ち着けて改善を早く促してくれる効果があるためです。

一度炎症を起こしてしまった部分は皮膚がその部分を補うため、角質が短期間で作られて不完全な形成をすることでつながりが弱く肌の表面が荒れやすくなりますが、アラントインは細胞の分裂を正常化して表皮の生成を改善してくれる効果が高いと言われています。そのためニキビ跡などにも効果的です。

新しい皮膚組織を助長する働き

アラントインの働きで有効なものの一つに皮膚細胞賦活作用と言われるものがあります。新しく皮膚の組織を形成するときに助けてくれる働きで、その効果とともに特に一度できたら治りにくいひび割れなどの修復にパンテノール(プロビタミンB5)とともに配合される場合が多くあります。

商品によっては美白を謳われている場合もありますが直接的な美白というより肌の生まれ変わりを正常化すること、消炎効果が高いことによってのもののようです。

パンテノールの保湿力が高く、組織の修復を促し、炎症を抑えて皮膚を滑らかにしてくれるという4つ優れた働きとアラントインの働きは互いに相性が良く、皮膚修復のゴールデンコンビと言えるものでしょう。 パンテノールのお話|ヒビケアブランドサイト|池田模範堂

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どんなものに入ってる?

ではアラントインの入っている医薬品や化粧品を見てみましょう。アラントイン自体に優れた効果が認められているため、医薬部外品扱いや第2類医薬品に多く含まれるのがその効果を感じさせます。ご紹介するものはネットでも取り扱いのあるものばかりですが、用法を充分ご確認の上ご使用になられてくださいね。

澄んだ美しい目を作る!目薬などの医薬品

228 35 目薬の種類も効果と目的でいろいろのものがありますがアラントインが使われているものは目の充血、疲れをとるためのもの、花粉症などアレルギー性のもので起きた炎症を鎮める目的のものが多くなります。

アラントインと一緒に配合されるクロルフェニラミンマレイン酸塩はアレルギー症状を抑える抗ヒスタミン成分の代表的なもので花粉症の点鼻薬やシロップにも使用されます。目薬での効果としてはかゆみを抑え、充血を鎮めます。

v・ロート(13ml)[第二医薬品]

その目的と効果で多種多様の目薬を販売しているロート製薬の中でアラントインとクロルフェニラミンマレイン酸塩を配合しているのがこちらのv・ロートになります。普段の目の疲れによる充血や紫外線に当たってしまった時の鎮静などにも効果的です。

新ロート目薬 15mlの効果・副作用 – 医療総合QLife

大人ニキビに強い味方!ニキビ用化粧品・医薬品

ニキビや乾燥が強い場合にもアラントインは有効な成分です。20~30代に起こりやすい大人ニキビは普段の忙しさからホルモンバランスのアンバランスや夜更かしなど、生活上のトラブルが原因と考えがちですが、じつは紫外線に当たることでも活性酸素が増加してニキビの原因になってしまう場合があります。

大人ニキビは乾燥や日常的に使用するものの添加物、食品に含まれる防腐剤などの添加物の摂取でも活性酸素の体内での増加がニキビの原因になりやすく、なるべく無添加のものや活性酸素を生み出す原因を抑えるものを使用していきたいところです。

ライオン株式会社ペアアクネリキッド治療薬【第2類医薬品】

大人のニキビに着目して作られたのがこちらのペアアクネリキッドです。思春期とは全く違う原因から起こる大人の治りにくいニキビのための治療薬です。コメド状のでき初めに使うのが良いとされていますので、化膿などが強い場合は早めに皮膚科などでご相談なさってくださいね。

約6割の女性が見過ごしてしまう「大人のニキビ」|ニュースリリース|企業情報 | ライオン株式会社

肌の乾燥にも!乾燥肌・アンチエイジング化粧品

乾燥肌に対しても非常に良い効果がある上、紫外線などでのほてりも日常的に使用していると抑えてくれやすいのがアラントインです。皮膚の加齢の原因はほとんどが紫外線!と言われるくらい紫外線は老化の敵ですが、アラントインで毎日のケアに炎症を抑える効果を習慣づけるのも有効でしょう。

小林製薬Saiki(サイキ)aローション【第2類医薬品】

こちらのSaiki(サイキ)は乾皮症・乾燥によるかゆみを鎮めて肌の保水力を高めるローションです。アラントインとともにヘパリン類似物質が配合されていて肌のラメラ構造を修復してバリア機能の形成を助けます。こちらは化粧品ではなく、第2類医薬品の商品です。

口腔の老化対策にも!歯茎の出血予防歯磨き粉

弱った歯茎の組織の修復や消炎効果にアラントインは歯磨き粉にも使用されることが多くあります。刺激性が少なく、毒性が認められていませんので粘膜部分に使用するものでも配合できるのがアラントインの優れたところですね。

小林製薬トマリナ

こちらは年齢とともに起きてくる歯茎下がりが気になる方向けの歯磨き粉です。こちらはアラントインとともにビタミンEやグリチルリチン酸ジカリウムなどが配合され、歯茎の血行を良くし、修復を促します。

アラントインに副作用はある?

これだけいろいろなものに配合されるアラントインには副作用はないのでしょうか?ものによっては配合量が多いものもありますので気になるところです。

副作用も毒性もない

アラントインには副作用や毒性は現在認められていません。医薬品・化粧品の成分としても歴史が長い中でのことですので、非常に安全性に信頼性がある成分と言えます。

アレルギー反応もない

また、同じくアレルギー反応も認められていないためアトピースキン対策用の化粧品など、敏感な肌の方向けの商品にも入れやすい優れた成分と言えます。

不快に感じたら使用を控える

ただし、あくまでも刺激性やアレルギー性が認められていないということですのでアラントインの配合されている化粧品、医薬品すべてが大丈夫とは言えません。どんなものにアレルギー反応が出るかわかりませんので、もし不快に感じることが少しでもあれば使用を控えましょう。

アラントイン利用の注意点は?

アラントインは手作りコスメの材料としても販売されています。安価で手に入りやすく、安全性が高い成分ですが特性のあるものですので自分でコスメを作りたいという方に注意点をお伝えします。

沈殿するのでよく振って使用する

化粧品としては水溶性の部類に入りますが、じつはアラントインは水に溶けにくい性質があります。化粧水などを作った際は特に下部に沈殿しますので使う前にしっかり振ってから使用するのが良いでしょう。

医薬品のため配合量に注意する

手作りで作る場合はハンドクリームや化粧水が代表的なものになります。アラントインはあくまでも医薬品にも使われる成分のため配合量に注意しましょう。安全性が高いから、たくさん入れたら効果が高くなるというものでもありません。適切な量で配合することが効果には重要になってきます。

自分で作成した化粧品は販売禁止

日本では自分で作成した化粧品を販売するのは薬事法で禁止されています。石鹸など一部流通しているものもありますが原則は法律違反になります。自分で楽しむためのものとして利用する場合のみ良いとされていますので、もしお友達に売ってほしい!と言われたときなどはご注意くださいね。

アラントインは主役にも脇役にもなれる優れた成分!

いかがでしょう、アラントインは身近でこんなに効果の高い良い成分があるのだな、と知れば知るほど感じる成分です。生活に美肌にとても頼りになる成分ですので化粧品を購入する際などのご参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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