乾燥肌の3大原因と肌ケアを徹底解明!食べ物からの改善&肌質にあう化粧品

近年、アトピー性皮膚炎など、乾燥肌でお悩みのの人はかなりの数にのぼり、悩んでいることかと思います。しかし、悩んでいるからといって、お肌のことを詳しく知っている人は少ないのでは?お肌のケア、対策を立てるならば、お肌の仕組みを知り、自分の肌状態を把握、乾燥肌とさよならしたいものですね。

本記事の見出し

乾燥肌のお悩み徹底解説!

乾燥肌やアトピー性皮膚炎などで、体がどうしようもなくかゆく、苦しんている人がたくさんいます。どのようなメカニズムにより、かゆみが発生し、どのような改善が期待できるのかまとめてみました。また、乾燥肌の人にお勧めする、肌ケア用品の情報も載せていますので、あわせてご参考にしてください。

乾燥肌とはどうゆう状態?

乾燥肌とは、いったいどういう肌状態なのでしょう。水分不足というのはわかる気がします。しかし、それ以上は…。なので、詳しく調べてまとめました。

皮脂分泌や水分含有量が低下してしまった肌

乾燥肌は、皮脂分泌量の低下や角質細胞間脂質などの減少により、角質の水分量が低下している状態といわれています。皮膚の水分は、発汗や皮膚または呼気から蒸気として自然に失われる水分などにより、減少します。

そして、体の内側、または大気中の水分により再び供給され、皮膚の保湿は皮脂や角質細胞間脂質などによって保たれます。

水分不足で潤いがない、角質異常

乾燥肌の皮膚は表面の潤いがなく、柔軟性もなくなり、もろくなっている状態です。年齢や体質、気候、環境、ライフスタイルなどが要因としてあげられます。また、腎不全、栄養障害、ビタミンA欠乏症など、全身の病気から生じることもあげることができます。

遺伝的な要因で角質細胞間脂質の一種、セラミドが少ないアトピー性皮膚炎や、角質異常を生じる病気も、乾燥肌を生じる原因のひとつとなります。

皮膚が乾燥してしまう皮脂欠乏症

皮脂欠乏症は、皮膚の表面の脂が減少することにより、皮膚の水分が減少し、乾燥を生じてしまう病気で、中高年者の手足、特に膝から下によくみられまる。症状として乾燥した皮膚が、カサカサして剥がれ落ちたり、ひび割れを起こします。

誰でも年を重ねていくと、程度の大小はありますが、皮膚に乾燥が発生します。特に、女性の方が男性よりやや早い年代から起こるといわれているようです。軽い皮脂欠乏症では、病気というよりも生理的な変化といえるのかもしれません。

皮脂欠乏症の患者は多くの場合、痒みを伴うために掻いてしまいます。それにより、赤みやひび割れなどの急性湿疹を生じると、皮脂欠乏症湿疹と呼ばれて、医師のもとでの治療が必要となります。放置していると、夜中に目が覚めるほどのかゆみが生じ、掻きむしるようになります。

そして、皮膚がごつごつした、慢性湿疹に変化していく場合もあります。かゆみが強く、赤みがある時には、早めに皮膚科を診察するようにするべきです。

また、乾燥すると、通常弱酸性の状態の皮膚のpH値がアルカリ性に傾いてしまい、細菌が繁殖しやすくなります。また、髪や衣服が触れる程度の軽い刺激でかゆみを感じてしまったり、使い慣れた化粧品で赤くなるというように、刺激に対して敏感になってしまいます。

乾燥肌になる3つの原因について

乾燥肌になる要因として、3つを上げることができます。1つ目は「皮脂量の低下」、2つ目は「天然保湿因子量の低下」そして最後は、「角質細胞間皮質の減少」になります。

乾燥肌でお悩みの人にとって、原因をきちんと把握することはとても大切です。原因を知り、初めてその対策、乾燥肌の対策が立てることができるといえます。

1.皮脂量の低下|皮脂を促すのは男性ホルモン

皮脂膜となるはずの皮脂の分泌量が低下してしまいますと、ダイレクトに刺激が角質層に伝わりやすくなってしまいます。皮脂は皮脂腺から約1~2g/日程、分泌されます。しかし、環境や体質で変わってしまうのです。

皮脂の分泌を促すのは男性ホルモンです。しかし、そのホルモンが少ない小児や女性、老人では、皮脂量は少なくなります。そして、分泌量のピークは男性で30代、女性は20代に迎えることになり、その後は減少してしまいます。また、血行不良などで代謝が低下するのも、皮脂の分泌量の減少の一因です。

2.天然保湿因子量の低下|日焼けや睡眠不足

角質細胞内に存在する天然保湿因子量は、アミノ酸類、乳酸、尿素、クエン酸塩などからなります。その性質は、水分を抱え込むというものです。

この天然保湿因子量によって、細胞内の水分量は一定に保たれているのです。天然保湿因子量は、日焼け、加齢、睡眠不足、ストレスなどにより、低下するといわれています。

3.角質細胞間皮質の減少|セラミド

角質細胞をタイルに例えると、タイルとタイルの間を埋めて、目地の役割を担っているものが角質細胞間脂質ということになります。この目地が足りない状態になると、内部の水分が乾燥しやすくなるといえます。それにより、角質間でめくれやすくなり、バリア機能が低下するのです。

角質細胞間脂質はセラミドが大部分を占めて、他の脂質と一緒に立体構造となって、水を挟み込み、保水を可能にしています。角質細胞間脂質が足りなくなると、保水機能も当然、低下してしまいます。

アトピー性皮膚炎の人は、セラミドの量が通常の量と比べてると、3分の1ほどしかないことが分かっているそうです。これは穴があいた屋根をのようなもので、刺激に対しても無防備で、いろんなアレルゲンが肌に進入しやすい状態だといえます。

本来の肌の持つ保湿力を低下させる原因について

人間の肌本来が持つ保湿力。これを低下させる原因を、自分自身で作っているかもしれません。気になりますね。この原因を把握し対策を立てると、乾燥肌から卒業もできるのかもしれません。

間違ったスキンケア|洗顔方法

 

■洗顔方法について|洗いすぎない

洗顔のとき、しっかり洗うものだと認識の人が結構多いと思います。しかし、洗いすぎという場合もあるようです。洗顔やお風呂で皮脂をしっかりと落として、すっきりしたいという気持ちになるのはよくわかります。

しかし、本来、皮脂は肌に必要なものなのです。洗顔は、肌の汚れと不要になった皮脂を落とすのが目的だということをお忘れなく。必要な皮脂まで洗い流してしまう人が多々いるそうですが、まずは「洗いすぎない」という認識が大切なのではないでしょうか。

乾燥肌でお困りの人で、朝晩2回の洗顔をしている人は1回にしてみましょう。夜はメークや日焼け止めを落として、お風呂で40度以下のぬるめのお湯にゆっくりとつかり、毛穴の汚れを落とします。そして、その後たっぷりの泡で洗顔しましょう。

翌朝の洗顔は石鹸を使わずに、水ですすぐのみにしてみましょう。この方法をすることで、必要な皮脂は、大分肌に保持されることでしょう。これを一週間くらい続ければ、効果が期待できるはずです。

■洗顔後のスキンケアはなるべく早く

家事や赤ちゃんなどの育児に追われている人、洗顔後やお風呂上がりに、スキンケアの時間を十分取れなかったりすること、ありませんか?。しかし、難しいかもしれませんが、顔を洗ったら、できるだけすぐにスキンケアをすることを心がけてください。

洗顔後やお風呂の後は、肌の水分が急速に気化していきますので、乾燥肌の人は要注意です。せめて、化粧水だけでも、お肌のケアをしましょう。

そして、最近はマスク状のパックも、たくさんお店などで見かけます。パックをしながら家事、というように工夫してみるのもいいのではないでしょうか。ほか、手軽に使えるオールインワンゲルも、時間がないという人にはおすすめです。とりあえず「洗ったらすぐ、ケア」を覚えておきましょう。

乾燥肌対策になる生活習慣|睡眠・入浴・食事など

 

■睡眠不足と成長ホルモン

「睡眠不足は肌の大敵」というのは、皆さんご存知だと思います。しかし、現代社会では、毎日、規則正しく、睡眠時間を確保できている人は、少ないのではないでしょうか。睡眠とお肌は、実際に深い関係があるようです。それでは睡眠を上手く利用し、乾燥肌を撃退することを考えてみましょう。

よく、「22時~2時はお肌のゴールデンタイム」というのを耳にすると思いますが、最近になって、この情報は間違いだということが分かったそうです。この情報は以前、「成長ホルモンは、この22時~2時に多く出る」といわれていたことと関係があります。

近年の研究では、成長ホルモンは決まった時間に出るのではない、ということがわかったそうです。「就寝後の最初のノンレム睡眠である90分間と、レム睡眠90分間の合計3時間」の間に多く分泌されることが判明したそうです。

ですので、大切なのは、寝る時間ではありません。大切なのは、寝始めてから3時間をどれだけ深く眠るかだそうです。

・就寝後3時間を有効利用する眠り方

就寝からの3時間で深く眠りにつき、しっかり成長ホルモンを分泌させて、お肌を回復させるには、下記の3つのようなことを実行すると良いようです。

●就寝する頃には、血糖値を下げる状態にします
●寝る1時間ほど前に身体を温め、眠る頃には体温が下がるようにします
●寝る前の1時間は、脳を覚醒させるようなことはしません

要は、以下のようなことに注意すると、就寝時間が遅く不規則でも、成長ホルモンをしっかり分泌させて、お肌を回復させることができるのです。

●就寝前2時間は食べ物を口にしないでください。
●もし、寝る2時間以内に食べたとしたら、軽い運動をして、血糖値を下げます。
●寝る1時間前に入浴をして、身体を温め、寝る前には体温が戻るようにします。
※寝る1時間前の入浴は、血糖値を下げる働きがあります。そのため、一石二鳥だといえます。

■入浴について|長風呂は禁物、20分程度に

入浴は一つ間違うと乾燥肌の原因となりますので、以下のようなことに注意して、角質層の水分保持力を低下させないようにしましょう。

・ぬるま湯での短時間入浴を心がける

熱めのお風呂やシャワーのお湯、長時間の入浴は、角質層をふやかして、細胞間脂質や天然保湿因子を流出させます。そのため、お風呂やシャワーは、38~39℃くらいの温度に設定して、お風呂に浸かるのは20分程度に控えましょう。

・洗い方の注意事項

肌の洗いすぎと摩擦は、乾燥肌の最大の要因です。以下の点に注意して、肌の洗いすぎとこすりすぎに注意しましょう。

●手足や腰、お腹周りなど、皮脂の少ないところはボディソープや石鹸を使って洗う、回数を減らします(2,3日に1回にする)。
●毎日洗いたい時には、洗浄力がマイルドなアミノ酸系の界面活性剤のものを使うようにします。
●タオルでゴシゴシとこすらず、よく泡立てた洗浄剤を手のひらで伸ばすようにして洗います。
●お風呂上りは、乾燥しやすいのですぐに保湿します。

入浴やシャワーによって、多少は角質層内の細胞間脂質や天然保湿因子は流出します。また、皮脂膜も洗浄剤によって洗い流されてしまい、お肌はとても無防備な状態とあります。そのため、入浴後はすぐに保湿をして、お肌が乾燥しないように心がけましょう。

■お肌に刺激、衣服や寝具について

ウールなどの刺激の強い繊維の衣服を着用する場合は、コットンの肌着を着るなどして、直接肌に触れないようにします。また、枕カバーやタオルケット、掛布団カバーはお顔や首まわりの皮膚に触れてしまいます。

寝ている間に擦れ、刺激を感じて掻きむしってしまうといったことがないように、肌触りのよいものを選ばなければいけません。

■空気の乾燥や暖房機の熱について

角質層が健全ならば、空気の乾燥によっても、お肌の水分保持力は保たれます。しかし、既に角質層が損なわれている乾燥肌では、水分保持力が弱いので、空気の乾燥は大きなダメージとなります。そのため、以下の点には注意が必要です。

●スキンケアにより、しっかりお肌を乾燥から守ります。
●お部屋の広さに合った加湿器を使って、湿度を保ちます。
●エアコンの設定温度を高くしすぎるといけません。
●コタツや電気毛布はなるべく使わないようにします。

コタツや電気毛布は盲点となりがちな暖房器です。お肌に熱を与えると、乾燥させるだけではなく、熱の刺激により、かゆみを生じさせ、掻きむしってしまい、余計に角質層を傷めることがあるといえます。

食生活を見直し|新陳代謝を促す

乾燥肌対策になる栄養成分をしっかり摂取することにより、乾燥肌対策ができるようです。また、毛細血管の血行をよくすることも、皮膚の乾燥を防ぐことができるそうです。よって、新陳代謝を活発にして、血行促進作用のある栄養素をとることも、乾燥肌対策となります。

つまり、食生活を改善することによって、体質改善を行い、乾燥肌対策をするということです(「乾燥肌の改善が期待できる食べ物について」を参照してください)。

乾燥肌にできるニキビについて

乾燥肌でもニキビができます。普通のお肌のニキビと、乾燥肌のニキビは同じではないようです。また、乾燥肌ニキビの対策もあるようです。

普通のニキビと乾燥ニキビの違い

脂性肌によくできる、いわゆる「普通のニキビ」と、「乾燥ニキビ」は、どこに違いがあるのでしょうか。ニキビの原因とは、毛穴に皮脂がたまって、毛穴がつまってしまうことです。

お肌の乾燥を補うために、余分な皮脂が過剰に分泌される脂性肌は、毛穴がよりつまりやすいといえ、ニキビができやすいのです。

それでは、乾燥肌の場合では、もともと皮脂が少ないのはよく理解できるところです。それにも関わらず、なぜ毛穴に皮脂がつまるのでしょうか。乾燥肌の特徴は、お肌の皮脂分泌が少なくて、天然のバリアである皮脂膜が、しっかりと作れないところにあったはずです。

乾燥の肌では、角質層の水分が大量に蒸発している状態です。そして、水分のなくなった角質は、古く硬くなるそうです。毛穴もだんだんと細くなり、弱くなっていくそうです。このように細くなってた毛穴は、ほんの少しの皮脂でも、詰まってしまうそうです。

つまり、乾燥ニキビができる原因は、脂性肌にできるニキビとは変わらず、皮脂が詰まってしまうことにあったのです。形態は同じですが、状態は異なるということです。

乾燥ニキビの対策|たっぷりの水分補給

乾燥ニキビ対策は、たっぷりと水分補給と皮脂膜をしっかりつくってあげることです。つまり、水分と油分のバランスをとるのが、一番の解決策となるのです。

乾燥ニキビを予防する上で、普段の保湿も大事ですが、お肌の水分がきちんと保ち、皮脂膜が正常に作られるようにする、お肌の角質層の働きも必要です。保湿したいからといい、クリームなどの油分をくりかえしてつけていると、逆に皮脂膜をつくる力が弱まってしまう可能性もあるそうです。

また、油分の入ったクリームなどに含まれる界面活性剤が、強力な浸透力で皮脂膜を溶かしてしまい、角質層を傷めてしまうことも起こりかねないそうです。このような、一時的な対策は、逆に乾燥ニキビをつくってしうことになりやすいといえるそうです。

正しい方法は、糖類や多糖類、アミノ酸などの、肌細胞の栄養源に、限りなく近い成分でできたパックを使い、ダメージを受けた角質層をじっくり整えるのが良いそうです。

パックの後は、同じく糖類・多糖類・アミノ酸配合のノンオイルローションで、お肌をしっかり保湿することです。このような、お肌にできるだけ刺激をかけない正しいお肌のケアで、乾燥ニキビができにくいお肌づくりを行うことが大切です。

乾燥肌を改善するために気を付けたいこと

乾燥肌を改善させるのに、気を付けたいお肌のケア方法をお伝えしたいと思います。お肌のケアは毎日のことですので、その影響はとても大きいです。注意しなければならないポイントはきちんと守り、お肌の改善に役立てましょう。

クレンジングのやり方|摩擦と洗浄成分のダメージ

お肌の水分保持力は、角質層の細胞間脂質が80%、天然保湿因子が18%、皮脂が2%を担っています。そのため、これらが流出してしまうと、お肌の水分保持力は激減してしまうことになるのです。

油性の成分を洗い落とすクレンジングでは、角質層に以下の2つのダメージを与えます。そのため、スキンケアの中でも、最も注意が必要なだといえます。

1)摩擦のダメージ
摩擦は、水分を保持する役割を果たす角質層を傷つけて、剥がしてしまうことになります。更に、お肌が濡れた状態ですので、角質層はふやけ、剥がれやすくなっているので、より注意しなくてはいけません。

2)クレンジングの洗浄成分のダメージ
現在、クレンジングといえば、洗い流せるタイプが主流です。これらはとても便利がいいのですが、メイクを浮かせるオイル分が、水に溶けるようにするために、多くの界面活性剤が使われているそうです。

界面活性剤は、メイクや汚れだけでなく、お肌の保湿能力の80%を担う角質層の細胞間脂質(セラミド等)も洗い落としてしまいます。

洗顔の仕方と洗顔料の選び方|使い分け

■ダメージを抑える工夫が大切
可能ならば、お化粧をしないか、石鹸や洗顔料で落とせるメイクにし、クレンジング自体を行わないことが理想といえます。ですが、女性ならばそうはいかない時も多いはずです。その場合は、しっかりメイクは落としながら、ダメージを最小限に抑える工夫が大切です。

■こすらないで落とせるクレンジング方法
「擦らないででメイクを落とすこと」がとても大切です。お肌のために、マイルドなクレンジング剤を使っても、なかなかメイクを落とすことができず、擦って角質層を傷つけては意味がありません。

なるべく擦らず、短時間でメイクが落とすことを考えて、それに適しているクレンジング剤を選ぶという方法を実践しましょう。

■クレンジング剤の使い分け
メイクの濃い部分に合わせて、選んだクレンジング剤でお顔全体をクレンジングするのは、お肌にとって負担が大きくなります。その部分のメイクを落とすのは、必要最低限の洗浄力のものを考えなくてはいけません。そのため、提案するのは、顔のパーツ毎に使い分けクレンジングすることです。

例えば、ウォータープルーフで落ちにくいマスカラを落とすのに、洗浄力の強いクレンジング剤が必要です。その際は、なるべくまつ毛以外のパーツに付着しないようにオフすることが大切です。

綿棒やコットンなどを駆使して細かく、丁寧にまつ毛だけにクレンジング剤をつけることや、下まぶたにコットンを置いたりして、目元にはワセリンやクリーム、オイルを塗って保護するなど、強いクレンジング剤で受けてしまうダメージを、最低限に抑える工夫をしましょう。

■乾燥がひどい時はクレンジング剤を不使用
よほど落ちにくくなければ、ファンデーションなどのベースメイクは、石鹸だけで十分です。最近はお湯で落とせるマスカラが増えています。しかし、落とすときの負荷が軽い商品を選ぶことで、強いクレンジングが必要となる場面は、そんなに多くならないはずです。

乾燥肌の最大の原因は「擦りすぎ」と「洗いすぎ」です。丁寧に優しくクレンジングすることや、賢く化粧品を選ぶ、また、使い分けることで、メイクを楽しみながら乾燥肌になるのを避けましょう。

化粧水の選び方|刺激の少ないもの

乾燥肌の角質層では、バリア機能が低下しているので、紫外線による影響を受けやすくなっています。そのために、乾燥している所ほどシミやそばかすができやすいので、美白成分の入った化粧水でシミやそばかすを予防するのも、エイジングケアの観点からはオススメすることになります。

しかしながら、美白成分には刺激が強いものもあります。そのため、慎重に選ぶ必要があるのです。乾燥肌であれば、ビタミンC誘導体などの刺激が強いの美白成分でなく、お肌に優しい、美白効果と保湿効果の両方がある、プラセンタを選ぶと良いということになります。

美容液は保湿を目的に行う

化粧水は、水溶性の美容成分を角質層に届けるという役割をもっています。しかし、美容液の場合は、水のようにサラッとしたもの、ジェル状、乳液状、クリーム状など、さまざまな形状のものが存在していて、主な配合成分が水性成分か、油性成分かによって、扱い方が変わります。

そのため、美容液を選ぶ際は、求める効果・目的を明確にして、適した成分とその成分が効果的になる処方や、テクスチャーのものを選ぶ必要があります。

乳液の選び方・使い方|余分な油分は不要

■保湿を目的とした乳液の選び方
お肌の水分を保つ役割は、前述のとおり、角質層に存在する細胞間脂質が80%、天然保湿成分が18%、皮脂が2%程度になっています。

そのため、乳液やクリームの役割は、油性である細胞間脂質(セラミドなど)や、皮脂膜の代替となる成分をお肌に届けることが大切です。保湿という観点でいうと、上述の通り、お肌の水分保持力の80%を担うセラミドを補うことが、最も効果的となります。

■「ヒト型セラミド(バイオセラミド)」が配合されている乳液
人間の角質層にあるセラミドと、同じ化学構造を持つセラミドを「ヒト型セラミド(バイオセラミド)」といいます。酵母を利用して生成したものです。保湿力が高く、刺激が少ないのが特徴といえます。

化粧品の表示成分は、「セラミド2」「セラミド3」のように、「セラミド」の後に番号がついた形で表示されています。

その他にも、疑似セラミド(石油原料を化学合成したもの)や植物性セラミド(米ぬか油、小麦胚芽油などから抽出した植物由来のセラミド)を配合した化粧品も多いですが、保湿力はヒト型セラミドに劣ります。そのため、注意が必要です。

■セラミド配合量について
セラミドは、比較的高価な成分です。そのため、極端に安いものは、微量の成分しか含まれていない可能性が高くなります。ですから、それなりの価格、できるだけ配合量が明記されている商品を選ぶようにしましょう。配合量の記載がなければ、メーカーに問い合わせることもできます。

■テクスチャー
乳液状のものは、クリームと比べてさっぱりとした使用感となりますが、さらに、軽い使用感がお好みの場合、セラミド入りの美容液をおすすめします。逆にしっとりした使用感がお好みであれば、クリーム状の美容液、または、クリームを使用するとよいでしょう。

■乾燥肌の乳液選びの注意点について
若くして乾燥肌の人が増えてきているといわれる近年で、比較的さっぱりした使用感の乳液より、クリーム、オイルなどの油分の多いアイテムを選ぶ人が多くなっているそうです。もちろん十分な保湿は必要ですが、上述の通り、皮脂のお肌の保湿への貢献度は2%程度となっています。

自分のお肌を見直して、Tゾーンがそれほど乾燥していないようであれば、目元をクリーム、その他の場所は乳液でするなど、使い分けでお肌に乗せる油分を調整するように心がけてください。

また、もしセラミド入り美容液などを使い、それで十分に保湿ができるようであれば、乳液やクリームは使用しない、ということでも問題ありません。余計な油分は、酸化してお肌に刺激を与えたり、毛穴を詰まらせたりする原因ともなりますので、お肌につける油分は最低限に抑えるようにしてください。

クリーム・オイルの使い方|目元や口元は重ね付けを

まずは、化粧水をしっかりと肌に浸透させることが大事です。そして浸透させてから、さらに5分ほど空けましょう。

■オイルについて
スキンオイルについてですが、大切なのが量についてです。つけすぎてしまうと、テカリやベタつきの原因となってしまいます。小指の先くらいの量にとどめておいて十分です。

頬、おでこ、あごに上記の量を載せてから、ゆっくりと全体に伸ばしていきましょう。仕上げは手の平と指全体を使って顔を包み込み、ハンドプレスをしましょう。そうすると、次第に体温により、肌になじみ乾燥しにくく仕上がります。

使用後にベタつきが気になるようであれば、ティッシュオフ、また、使用量そのものを今後減らしてみましょう。日々のスキンケアですから、おのずと自分の適量を知ることになるかと思います。

■クリームについて
製品にもよるかもしれません。まず、目安としてパール1個分の大きさを指先に取り、両手の指先を合わせて体温に温めましょう。そして、頬、口元、目元、Tゾーンの順で少量ずつ乗せていきましょう。次に外側に向けて優しく伸ばしてください。

特に、乾燥しがちな目元や口元には、ほんの少量を重ねづけすることをオススメします。目元は他の部分に比べると、皮膚が薄いため、アイクリームを併用するのもいいのかもしれません。

日焼け止めの使い方|成分や落とし方に注意

<日焼け止めによる起こりうる2つのダメージ>
紫外線対策としては、日焼け止めを塗ることはとても効果的です。しかし、一歩間間違うと、お肌に悪影響を与えてしまいます。さらに、乾燥肌を悪化させてしまうことがあるということです。

●日焼け止め成分によるダメージ
最近は、最新技術の発達により、日焼け止めもさまざまな種類が開発されています。お肌に優しく、日焼け防止効果も高いものが増えてきています。しかし、一般的な日焼け止めの中には、お肌に悪影響を及ぼす可能性の高いものが多いといえるのも事実です。

・ノンケミカルが良いとはいえない
紫外線吸収剤不使用の「ノンケミカル」と呼ばれる日焼け止めでも、実は安心はできません。紫外線吸収剤不使用でも、その代わりに使用されている紫外線散乱剤が、お肌の乾燥を促進させてしまうこともあるからです。

また、紫外線散乱剤は、紫外線によって変質してしまい、活性酸素を発生させてしまう、という研究結果もあります。さらには、ノンケミカルの日焼け止めでも、すぐに落ちてしまうのであれば、意味がなくなってしまいます。

日焼け止めが簡単に落ちてしまっては、強い紫外線にお肌がさらされることっとなり、当然お肌に大きなダメージが生じてしまいます。

それならば、紫外線吸収剤を使ったものを塗り、確実に紫外線をカットした方が、お肌のためには良いということも考えられます。このことからも、単純に「ノンケミカル」の日焼け止めが良いとはいえないということになります。

・使用感や仕上がりが良いものは注意
品質の悪い日焼け止めは、使用感や仕上がりを良くするために、お肌に刺激の強い成分を使っていることがありますので、注意が必要だといえます。

「ベタつかない、長持ちする」などの、使用感や仕上がりの具合、SPFの高さだけで、日焼け止めを選ぶのはやめるようにしましょう。

●日焼け止めを落とす時のダメージ
日焼け止めによるダメージは、日焼け止めを落とすため、強いクレンジングが必要になることで受けるダメージがあります。

汗や水では簡単に落ちない、また、使用感の良い日焼け止めは、合成ポリマー、シリコンなどが入っているものが多いといえます。このような日焼け止めをしっかり落とすには、どうしても、強いクレンジング効果のあるクレンジング剤を使う必要があります。

強いクレンジング剤は、皮脂膜や角質層の細胞間脂質、天然保湿因子など、必要な保湿成分までも洗い流すので、乾燥肌を悪化させてしまいます。そのため、合成ポリマーやシリコンが、なるべく含まれていないものを選ぶようにする事をオススメします。

乾燥肌の改善が期待できる食べ物について

5つの食品の、乾燥肌改善が期待できる食べ物を紹介します。日々の食生活に上手に取り入れることにより、乾燥肌改善を進めていきましょう。

レバー|皮膚や粘膜を潤す

■ビタミンA
・皮膚や粘膜の潤いを維持します。
・新陳代謝を活発にします。
<多く含まれている他の食材>
ウナギ、アナゴ、サバ・イワシなどの青魚、卵、乳製品、緑黄色野菜、ノリ、ワカメ、緑茶など

■ビタミンB
・新陳代謝を活発にします。
・肌が乾燥することで起きる炎症を抑えます。
<多く含まれている他の食材>
豚肉、卵、大豆、納豆など

青魚(サバ・イワシなど)|新陳代謝を促す

■ビタミンA
●皮膚や粘膜の潤いを維持します。
●新陳代謝を活発にします。
<多く含まれている他の食材>
レバー、ウナギ、アナゴ、卵、乳製品、緑黄色野菜、ノリ、ワカメ、緑茶など

乳製品|肌荒れを防ぐ

■ビタミンA
・皮膚や粘膜の潤いを維持します。
・新陳代謝を活発にします。
<多く含まれている他の食材>
レバー、ウナギ、アナゴ、サバ・イワシなどの青魚、卵、緑黄色野菜、ノリ、ワカメ、緑茶など。

ビタミンC|抗酸化作用、コラーゲンの生成を促す

■ビタミンC
・乾燥肌を防ぐために必要なお肌のコラーゲンの生成を促します。
・抗酸化作用 (皮膚の老化、炎症を進める血液中の活性酸素を除去する働き)があります。
<多く含まれている他の食材?
レモン、パプリカなどをはじめとする野菜、果物など

ナッツ類|血行促進、抗酸化作用

■ビタミンE
・血行を促進させて、お肌の新陳代謝を活発にさせます。
・抗酸化作用があります。
・シワやたるみなどの老化を引き起こす過酸化脂質の分解をします。
<多く含まれている他の食材>
アーモンド、大豆、ゴマ、アボガドなど

乾燥肌さんにおすすめ<洗顔料・4選>

乾燥肌の人にとっては、洗顔料はとっても気を遣うお肌ケアの一つです。お勧めしたい洗顔料を集めました。

ブライトピールクレンジング|W洗顔不要

■成分の80%以上が、美容成分で作られているのに肌にやさしい。しかも、クレンジングも可能なW洗顔が不要な贅沢洗顔フォームとなります。もっちりとした贅沢な泡洗顔で肌を優しく包み込み、そして、メイクも皮脂汚れもこすらずにOKです。

肌への負担を軽減します。パラペン、アルコール、鉱山油、シリコンなど、肌への負担になる成分は配合されていないそうです。ご家族みんなで気持ちよく使用できますよ。

ミネラルウォッシュ|クレイタイプで透明感アップ

独自技術により、汚れを吸着するクレイと、潤いを守りつつ肌を整える美肌成分を配合の、濃密でクリーミィの泡立ちの洗顔料です。肌表面のキメが整っていて、水分保持力、透明感も高まります。

ロゼット洗顔パスタしっとり|薬用洗顔フォーム

イオウが効果的に働くよう、きめ細やかな粒子にして配合された、薬用洗顔フォームとなります。イオウが古い角質を取り除いて、硫黄温泉あがりのような美しい素肌に。しっとりとした潤いのある、肌に優しい洗い心地です。

ビオレリッチモイスチャー|クリーミィー泡立ち

洗浄成分の量を約1割低減しながらも、洗浄力はそのまま。さらに肌に負担をかけずに汚れを落とすようですよ。肌あたりが優しいクリーミーな泡持ち。汚れが落ちきった感じでいながら、しっとりもちもちの素肌になります。

乾燥肌さんにおすすめ<化粧下地編・3選>

乾燥肌の人に、特に試してほしいおすすめ化粧下地を集めてみました。使い心地を試していただければ。

マナラBBリキッドバー|スティックタイプ

■SPF35・PA+++
BBクリームの手軽さ、リキッドファンデーションのような美しい仕上がりの両方を満足させた、スティックタイプのファンデーションです。肌に触れた瞬間にスルスルと、とろけて均一に広がるそうです。

ムラのない仕上がりになります。コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドなど美容成分を多数配合していますので、肌にも優しい化粧下地になります。

ランコムUVエクスペール|くすみも軽減

■SPF50・PA++++
ロングUVAと呼ばれます長波長UVAや、大気汚染から肌を守るそうです。高いUV防御力とスキンケア効果が両立しています。肌のくすみを軽減してくれる作用を持つ独自テクノロジーが、美しく健康的な本来の素肌の力を引き上げてくれます。

ポール&ジョープライマーN|ツヤと潤いを与える

■SPF15・PA+(01、02のみ)、全3色
秘密の光と潤いが導く、ひときわに高いピュアな透明感を体験できます。内側から輝くような、美しいツヤ肌に仕上げてくれる、潤いのある下地です。

乾燥肌さんにおすすめ<ファンデーション編・3選>

多機能ファンデーションになります。どれも、お肌にやさしいのが自慢のファンデーションになります。ご自分のお肌に合ったファンデーションがきっとあるはず。

RMKジェルクリーミーファンデーション|潤いをキープ

■SPF24・PA++、全7色
ジェルの透明感とクリームのカバー力がひとつになって誕生した、ジェルクリーミィファンデーションとなります。その2つの機能を兼ね備えて、ヒアルロン酸などのスキンケア効果のある保湿成分が、肌の潤いをキープします。

ドラマティックパウダリーUV|ムースタイプ

■SPF25・PA++、全7色
ムース生まれのパウダリーです。そのため、つけた瞬間ふんわりと軽く広がり、とけこむようにフィットします。毛穴も色ムラも乾燥さえも軽々とカバーしてしまいます。肌ざわりも心地がよく、素肌から美しい仕上がりが持続されます。やわらかなフィットスポンジ付きです。

ダブルウェアエスティローダー|ピタッとフィット

■SPF10・PA++、全6色
肌をサラッと滑る感触でなめらかにのび、つけたところにピタッとフィットするそうです。美しい仕上がりが、長時間きれいな肌を保つファンデーションです。

乾燥の悩み事を知り尽くし、対策をすべき!

乾燥肌の人でも、その乾燥肌になるメカニズムなどまで把握していない人は、多いのではないでしょうか?しかし、本気で乾燥肌と付き合って、別れたいと思うのであれば、そのメカニズムも理解すれば、乾燥しにくいお肌ケアも、身に着けることができるようになってくるのではないでしょうか。

乾燥肌といいましても、いろいろな乾燥肌があると思われます。ご自分に合ったお肌のケア、ケア用品を選び出し、悩み事から解放されてほしいと思います。