かぶれる6つの原因とは?症状と予防・対処法などメカニズムを徹底解明!

肌がかぶれると、痒みや熱を伴い見た目も残念な感じになってしまいます。出来ることならかぶれは引き起こしたくないものですし、万が一かぶれてしまっても少しでも早く治したいですよね。そこで今回は、かぶれの症状や原因、痒みを予防する方法や、かぶれてしまった時の対処法などを詳しくご紹介します。肌がかぶれやすい人も、そうでない人も、かぶれと無縁になれるように、しっかりと「かぶれのメカニズム」を学びましょう!

肌がかぶれる時の原因や予防方法を知ろう

肌が「かぶれる」は、漢字だと、「気触れる」と書きます。漆や薬などに肌が負けた時の状態を表現する言葉です。また「何かから影響を強く受けて染まる」という意味もあります。

漢字の組み合わせからも想像できるように、外的な刺激や接触、気配に肌が反応することをかぶれると言います。肌がかぶれると気持ちも落ち着かず、さらなる不調も招きがちです。

そこで今回は、肌がかぶれてしまうメカニズムや主な原因、対処法についてご紹介します。かぶれの原因と予防方法を学んで、正しくケアして、1日も早く健やかなお肌を取り戻しましょう。

肌が「かぶれる」時の症状とメカニズムとは?

一言で「かぶれる」と言っても、様々な症状があり、何が原因かを判断するのは難しいものです。まずは、かぶれはどのようにして起こるのか、かぶれた時の主な症状にはどのようなものがあるのか、などを学んでいきましょう。

毒性のあるものに触れてかぶれる「接触皮膚炎」

接触性皮膚炎は、かぶれの原因を引き起こした物に触れたところがかぶれる症状です。接触した物の毒性が強ければ強いほど、症状も強くでます。

「かぶれる」の英語表現は「irritate=イライラさせる」です。油・洗剤・石鹸など、刺激の強いものを触ることで、まさに「イライラするようなかゆみ」を伴い、肌がかぶれるのです。

接触性皮膚炎(かぶれ) | 皮膚科 | 五本木クリニック

かぶれると皮膚が炎症する

かぶれの原因となった物質に触れた部分の皮膚は、赤くなったり、炎症を起こしたりします。水疱・紅斑・丘疹などのような、一般的な発疹を伴います。

かぶれがひどい場合には、水ぶくれになることもあり、搔きむしると、本来かぶれていた箇所だけでなく、その周りや全身にまで炎症が広がってしまいます。

きらり皮フ科<かぶれ(接触性皮膚炎)> – アトピー性皮膚炎に強い、皮膚科一般・小児皮膚科・アレルギー科・美容皮膚科/きらり皮フ科へ<かぶれ(接触性皮膚炎)>

かぶれはかゆみや痛みを伴うことも

皮膚への刺激が弱い場合は、皮膚表面が赤くなったり発疹が出るだけで治まりますが、強い刺激があるものに触れた場合は、炎症だけでなく、かゆみや痛みを伴うことがあります。

あせも・かぶれ – 皮膚科-新宿、皮膚科、内科、泌尿器科の新宿駅前クリニック

肌がかぶれる主な原因を知ろう

かぶれで考えられる原因は様々です。思いもよらないものが原因でかぶれを引き起こしていることもあるので、直近の行動を一つ一つ思い起こしながら、当てはまりそうな原因を検証してみましょう。

植物に触って「湿疹を伴うかぶれ」を引き起こすことも

体質によって、特定の草や木に触るとかぶれる人がいます。草木に触ったことでかぶれが始まった場合は、速やかに接触した箇所を水でよく洗い、手当てをしましょう。

■植物によるかぶれの症状
・接触部分が赤く腫れ、発疹ができる
・顔、手、腕、首、胸などに症状がでることが多い
・強いかゆみや、ひりひりするような熱さを感じることもある

■かぶれをおこしやすい草木の例
ハゼノキ・ヤマウルシ・ヌルデ・イチジク・イラクサ・キダチアロエ・カクレミノ・サクラソウ・ぎんなん・センニンソウ・キウイ・ニンニク・キク・クソニンジン・シソなど

医療法人 別所ヒフ科 皮膚科 アトピー,ひふ科,ヒフ科

唇あれなどの「乾燥によるかぶれ」

唇が乾燥し、カサカサが続くと、ひどい場合にはリップラインや口の周りに赤いぶつぶつができることもあります。

日頃からリップクリームやリップバームなどで乾燥を防いで保湿することは大切ですが、かゆみや強い症状を伴う場合は、弱いステロイドホルモン剤や保湿剤などを使用して治療すると有効です。

くちびるの荒れ(口唇炎) | ちゃのき皮膚科クリニック

最初は気づきにくい「アレルギーによるかぶれ」

アレルギー性のかぶれの場合、接触皮膚炎に比べては痒みが強いことが多く、かゆみやかぶれの原因となった物質に触れた箇所以外にも皮膚炎が広がります。最初は症状が出ないので、アレルギーだと気付くのに時間がかかることもあります。

かぶれ Q2 – 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)

意外に多い「衣類のしめつけや摩擦によるかぶれ」

洋服の摩擦のように、原因物質の刺激が弱い場合でも、長時間に渡って皮膚を擦ったり、同じ場所を締め付けたりする状態が繰り返されると、かぶれを引き起こすことがあります。

きらり皮フ科<かぶれ(接触性皮膚炎)> – アトピー性皮膚炎に強い、皮膚科一般・小児皮膚科・アレルギー科・美容皮膚科/きらり皮フ科へ<かぶれ(接触性皮膚炎)>

自分の汗に反応して起こる「あせもによるかぶれ」

梅雨時から夏場の間のような高温多湿の環境でたくさん汗をかくと、あせもになりやすくなります。

あせもができたら、エアコンなどで温度を調整したり、風通しを良くしたりしましょう。シャワーやお風呂にもこまめに入り、吸水性の高い下着を身につけるなどして、肌を常に清潔な状態に保つようにすると良いでしょう。

お子様の皮膚のトラブル|本八幡 皮膚科 アレルギー科 小児皮膚 ふじた皮膚科クリニック

免疫力の低下や生理もかぶれの原因になる

本来、皮膚には細菌の進入を防ぐ働きがありますが、免疫力や抵抗力が弱っている時は細菌に感染しやすくなっています。ひとたび細菌が侵入すると、感染症を発症してしまうこともあります。

普段使っているアイプチや化粧ローションや、生理の時にナプキンの擦れなども、抵抗力が弱っている時ははかぶれやすくなります。

皮膚細菌感染症(蜂窩織炎や丹毒など) | 皮膚科 | 五本木クリニック

かぶれを予防するためにできること

植物などかぶれを引き起こす原因となるものに触れない

ハイキングやキャンプ、バーベキューなどで外で活動する時は、なるべく肌の露出の少ない格好をしましょう。かぶれの原因になりそうな植物を見かけても、むやみに触らないようにしましょう。

植物かぶれ|こんな症状に|フルコートf|田辺三菱製薬

肌に合ったものを使ってしっかり保湿する

スキンケア用品を新しいものに変えた時に、肌が赤くなったり、熱をもったようにほてったり、かゆみや湿疹が出たりしたら、化粧品かぶれかもしれません。

一度皮膚科に行って、化粧品が関係しているのか、関係しているとしたらどの成分に反応しているのか、など、きちんと調べると良いでしょう。ご自身の肌質を知り、自分に合った化粧品を見つけるきっかけにもなります。

日頃から自分の肌に合った刺激の少ないスキンケア製品を使うよう心がけ、皮膚の刺激に対する抵抗力を高めておくと、肌トラブルを招きにくくなります。

化粧品かぶれ|皮膚の病気|大田区雑色 雑色皮フ科

かぶれを防ぐ保湿スキンケアなら「馬油」がオススメ

馬油は人間の皮脂に近い性質を持っていて、保湿浸透効果が高いのが特長です。天然由来成分で無添加なので、敏感肌の方でも安全に使えます。

抗酸化作用や殺菌作用もあり、皮膚表面に油膜を張って外部からの刺激を防いでくれるので、かぶれやすい人にはぴったりのスキンケア方法です。

規則正しい生活を心がける

規則正しい生活やバランスの良い食生活を続けると、皮膚の免疫力も次第に上がっていきます。日頃から肌が乾燥しないように保湿したり、紫外線対策をとるなどすると、さらに効果的です。

湿疹を防ぐには?

定期的にストレス発散してストレスをためない

ストレス状態や緊張状態が続くと、顔を擦る癖がある人がいるように、ストレスと痒みは密接に関係しています。皮膚を掻く癖が染み付いてしまうと、皮膚表面のダメージが進み、かぶれを助長させてしまいます。

定期的にストレスを発散するなどして、心身ともに追い込んでしまわないように気をつけましょう。

日本臨床皮膚科医会-ひふの病気

「肌のかぶれ」は体からのメッセージ

肌のかぶれの症状や対処法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

皮膚の表面に現れる様々な症状は、体からの不調のメッセージです。もしも皮膚がかぶれてしまったら、ご自分の行動を振り返って改善できるところは改善し、体を労わるように心がければ、きっと健やかなお肌を取り戻せることでしょう。