気になる「肝斑」に治療薬はある?セルフケアで心がけたい4つの方法

スポンサーリンク

今回は、肝斑治療のご紹介をします。肝斑は、主にほほ骨に沿って左右対象、または目尻の下あたりなどに左右対象にできます。女性にとって、歳を重ねると気になるのがシミですよね!判別のつきにくいシミと肝斑ですが、じつはシミと肝斑は出来る原因も見た目も違います。そのため、間違った治療は症状を悪化させることもあるのです。

肝斑治療の種類と予防法について

肝斑の治療には、「飲み薬による治療」・「外用薬を塗る治療」・「レーザーによる治療」などがあります。また、肝斑の予防法もいくつかあります。なので、予防法を実践しながら、ターンオーバーにより徐々に色素沈着が抜けるのを待ちつつ、今ある肝斑を濃くしないための日々のスキンケアが大切でしょう。

肝斑を治療したいと思っても、正しく効果的な治療方法が選択できなければ、意味がないどころか症状が悪化することもあります。まずは、肝斑の原因など肝斑のことを正しく知ることが肝斑治療の第一歩です。

スポンサーリンク

女性特有のシミ「肝斑」とは何?

肝斑(かんぱん)という言葉そのものにあまり馴染みがないので、「どういうものかが分からない」という方も多いかもしれません。または、肝斑治療のテレビコマーシャルなどを観て、なんとなく知っているけど詳しくはよく分からない…という方もいることでしょう。

最近では、肝斑の認知度の上昇にともなって、気になる女性も増えてきているようです。では、実際に肝斑とは何でしょうか?肝斑とシミは出来る原因から違います!肝斑とはどんな症状のものを言うのか、正しく知ることから入っていきましょう。

女性特有の治りにくいシミ

肝斑は、シミの中でも少々やっかいな部類に入るそうです。肝斑の原因や肝斑の治療については、これまで知られていたシミの常識が当てはまらないことも多いようで、「治りにくいシミ」として注目されているということです。また、肝斑は普通のシミと違って、女性特有の症状であり、男性にはみられないようです。

肝斑(かんぱん)|【シロノクリニック】美容皮膚科

ほとんどが顔面に発生する

肝斑(かんぱん)とは、皮膚にできるシミの一種です。ほとんどが顔面にでき、眼の外側や両ほお骨周辺は発生しやすい部位とされています。その他、鼻の下や下あご、眉間などに出来るケースもあるそうです。因みに、「肝斑」という病名は、色が肝臓に似ていることからつけられたのであって、肝機能や肝障害とは一切関係はないとのことです。

【日本公式】内服薬での肝斑治療 | オラクル美容皮膚科 東京新宿院

形は左右対象

肝斑の形は、左右対称になるのが特徴だそうです。そして、シミやそばかすは、境界がはっきりした輪郭をもって出来るのに対し、肝斑は、ある程度広範囲に広がることが多く、もやっと薄褐色のシミが広がるため、一見顔色がすぐれないような印象に見えるケースもあるということです。

【日本公式】内服薬での肝斑治療 | オラクル美容皮膚科 東京新宿院

肝斑の原因を知っておこう

今までの、一般的に認識されていたシミの常識が当てはまらないことも多い肝斑は、「治りにくいシミ」とも呼ばれています。肝斑治療や予防のためにも、肝斑ができる原因はしっかり押さえておきたいところですよね。では、どのような原因が考えられるのか見ていきましょう。

メラニン色素の過剰な産生

肝斑の厳密な発生のメカニズムについては、実はまだはっきりと分かっていないようです。しかし、皮膚の内側と外側で、紫外線などのさまざまな刺激を受けることによって、色素細胞に作用し、メラニンの産生を促すことで、肝斑が発症すると考えられているそうです。

そのため、紫外線を強く受ける部分に発生しやすく、紫外線の影響により、色素が濃くなるなど悪化してしまう場合があるので注意が必要のようです。

効くメカニズム(トランシーノIIの成分について)|トランシーノII[第一三共ヘルスケア]

マッサージなどの外的刺激

肝斑の原因として、洗顔やスキンケアによる肌への過剰な刺激で症状が悪化する傾向があるとされています。また、顔面のマッサージなどを行ってから発症したケースも多数報告されているため、フェイシャルエステや自己流のマッサージなどは、慎重に行う必要があるといわれています。

このことから、物理的な刺激、とくに皮膚を揉んだりこすったりして刺激を与えすぎてしまうことで発生するものと考えられているそうです。

肝斑(かんぱん)|【シロノクリニック】美容皮膚科

ホルモンバランスの乱れ

肝斑の発生メカニズムには、女性ホルモン(黄体ホルモン)が大きく関係しているといわれており、別名「ホルモンじみ」とも呼ばれているそうです。

これには、妊娠や経口避妊薬(ピル)の服用などを契機にできたり、閉経と共に肝斑のシミが薄くなったり、急に消えたりすることが多いこと、30代~40代女性に多く見られることから、女性ホルモンの乱れが原因ではないかと考えられているようです。

また、体調や生理周期によって、色の濃淡が変化することも多く、不規則な生活(睡眠不足)・心理的要因(ストレス)などが複雑に絡み合い影響を与えるとされています。

肝斑とシミの違い|シミ・肝斑治療センター ウォブクリニック中目黒

スポンサーリンク

肝斑の治療法とは?

肝斑には、どうやら女性ホルモン(黄体ホルモン)が大きく関係していることが分かりましたね。テレビコマーシャルでも、肝斑治療のものを目にすることがありますが、では実際のところ、肝斑の治療にはどのような方法があるのでしょうか?

内服薬による治療

肝斑治療には、肝斑の原因の1つに女性ホルモンが大きく関わっていることからも、薬を飲むことで身体の内側からケアすることが重要な方法の1つです。クリニックによって、組み合わせる成分はさまざまですが、ここでは一般的に代表的な成分をご紹介したいと思います。

トラネキサム酸

トラネキサム酸は、肝斑の改善効果が認められていて、市販の薬の成分としても比較的有名です。効果としては、メラニン色素を作るメラノサイトという細胞が活発にはたらくのを防ぐはたらきがあるそうです。

このことにより、薄茶色のメラニンが皮膚に沈着するのを予防することが出来るということです。市販薬でも購入して摂取することができますが、市販薬のトランシーノのトランサミン含有量は1日分で750mgだそうです。

これに比べ、皮膚科や美容外科では、各クリニックの先生方の考えで投与量は決めるそうですが、肝斑治療には1日1500mgで処方する先生が大半とのことです。これは、肝斑治療には、それ以下の容量ではあまり効果がないことがほとんどだと考えられているからのようです。

【肝斑内服治療】おおこうち内科クリニック,稲沢市,愛知県,名古屋市内からすぐ,内科,糖尿病内科,内分泌内科,消化器内科,呼吸器・感染症内科,漢方内科,各種健康診断

効くメカニズム(トランシーノIIの成分について)|トランシーノII[第一三共ヘルスケア]

L-システイン

L-システインは、皮膚や髪の毛・爪などに多く存在し、身体の内側から代謝を助けるアミノ酸の一種です。メラニン色素の生成を抑え、過剰にできてしまったメラニンを肌の新陳代謝であるターンオーバーによって皮膚の外へ排出させてくれ、肝斑治療に期待できるそうです。

さらに、L-システインを摂取することにより、体内でコラーゲンが生成されるため、肌のハリの維持が期待できるとされています。そのほか、角質を柔らかくしてニキビを防ぐなど、肝斑だけではなく気になる肌のトラブルを改善する嬉しいはたらきもあるということです。

ビタミンC

ビタミンCは、外用薬・内服薬どちらにも含まれることがある成分です。皮膚のコラーゲンやエラスチン・ヒアルロン酸などの生成に関わる細胞をサポートするビタミンCは、肌の健康維持に欠かせない成分だそうです。

また、強い抗酸化作用でメラニンの発生を抑えるはたらきがあります。ビタミンCには、メラニン色素の生成を抑える効果があり、沈着してしまったメラニン色素を分解する力もあるので肝斑治療に効果的とのことです。

効くメカニズム(トランシーノIIの成分について)|トランシーノII[第一三共ヘルスケア]

【日本公式】内服薬での肝斑治療 | オラクル美容皮膚科 東京新宿院

漢方薬

肝斑は、女性ホルモンの乱れが原因で起こるのではないかと考えられています。そのため、「ホルモンバランスを整えること」「血行を良くすること」に効能があるとされる漢方薬が肝斑治療で使用されることがあるそうです。ここでは、肝斑に効果があるとされる3つの漢方薬をご紹介したいと思います。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

当帰芍薬散は、全身に栄養を与え、血行を促進させるのと同時に利尿作用で余分な水分をとり除いて、冷え症や貧血・生理不順などを改善すると言われています。このような効果から、肝斑治療に向いているとされています。

加味逍遥散(かみしょうようさん)

加味逍遥散は、血液循環をよくし、ホルモンのバランスを整える効果も期待できるそうです。どちらかというと女性向けで、体が虚弱で疲れやすく、イライラや不安感を伴うときに向くということです。このように血行促進の効果もあるため、肌のターンオーバーを促進する効果も期待でき、肝斑治療に向いている漢方薬だそうです。

桃核承気湯(とうかくじょうきとう)

桃核承気湯は、血液循環をよくするほか、ホルモンのバランスを整える効果も期待できるそうです。具体的には、女性の生理不順・重い生理(生理痛)・腰痛など、痛みを和らげる作用があるということです。また、便秘やニキビにも効果が期待できるとされています。このようなことから、肝斑治療にも効果が期待できるようです。

肝斑を漢方薬で治そう|【シロノクリニック】美容皮膚科

外用薬による治療

肝斑治療に使用される外用薬は、気になる肝斑にピンポイントで高濃度の成分を届けることができるそうです。そのため、医師の指示に従い、正しく使用するようにしましょう。

ハイドロキノン

シミ、そばかすの原因であるメラニンはメラニン色素をつくる細胞(メラノサイト)と呼ばれる細胞内で作られます。ハイドロキノンは、メラノサイトの活性を抑えてメラニンの新たな生成を抑制するとともに、メラニン自体の数を減らすはたらきもあるので、できてしまった肝斑にも効果的ということです。

また、ハイドロキノンは「肌の漂白剤」と呼ばれていて、今ではシミを予防するため色々な美白成分が配合されたコスメが出ています。その中でも有名な成分には「ビタミンC」や「プラセンタ」などがありますが、ハイドロキノンはそれら美白成分の10~100倍の効果があるとされています。また、イチゴ類や麦芽・コーヒー・紅茶など天然にも存在する成分だということです。

トレチノイン

トレチノインとは、ビタミンA(レチノール)の誘導体で、ビタミンAの50~300倍の生理活性があり、強力なターンオーバー作用によって表皮内にあるメラニン色素を皮膚の外へ排出してくれて肝斑治療に期待できるそうです。そして、このトレチノインは、誰にでも血液中にごく微量流れているものなので、アレルギー反応を起こすことはないようです。

肝斑(かんぱん)|【シロノクリニック】美容皮膚科

レーザーによる治療

肝斑には、マッサージや摩擦などの刺激によって余計に色が濃くなるという性質があったため、今まではレーザー治療は不適応と判断されてきたようです。

しかし、医療技術の進歩とともに、波長が長く皮膚に負担をかけることが少ない肝斑専用の「スイッチYAGレーザー」を使用することで、肝斑を悪化させることなく、色素の出た部位をキレイになくすことができると証明され、現在では、美容皮膚科クリニックなどでレーザーによる肝斑治療が広まっているそうです。

このスイッチYAGレーザーは、炎症を起こさせないほどの弱いパワーでレーザーを照射し、皮膚の中に滞留しているメラニンを少しずつ壊していくことで、安全で確実な肝斑治療が行えるということです。レーザーの場合、内服薬・外用薬との併用治療を行う場合が少なくないようです。

ただし、肝斑治療は保険適用外のため、高額な費用がかかります。まずは、クリニックに費用などを確認し、そのうえで肝斑治療をどの方法で行うか考えた方が良いでしょう。

肝斑レーザートーニング | 美容皮膚科ウォブクリニック中目黒公式サイト

毎日のセルフケアで肝斑を予防する4つの方法

肝斑治療の効果を促進するためや肝斑予防のために、セルフケアとして、日頃からどのようなことを心掛けたら良いのでしょうか。ちょっとした心掛けで出来る4つの方法をご紹介します。

規則正しい生活をする

上述で、ホルモンバランスの乱れが肝斑の原因と考えられていることをご紹介しました。たとえば、不規則な生活で夜更かしをしていて、睡眠不足だったりするとホルモンバランスが崩れる最も大きな原因となります。

成長ホルモンのほか、多くのホルモンは睡眠中に作られると言われています。そのため、睡眠時間を大切することも重要です。セロトニンを増やし、自律神経を正常化するため、なるべく早寝早起きをする規則正しい生活習慣を身につけましょう。

バランスの取れた食事をする

女性ホルモンと同様のはたらきをして、ホルモンバランスを整えてくれるのが…もうご存知の方も多いと思いますが「大豆イソフラボン」です。大豆イソフラボンを豊富に含む大豆・豆腐・納豆・豆乳・おから・きな粉などを積極的に摂り、バランスの良い食生活を送りましょう。

紫外線対策をする

肝斑は、紫外線にあたることで表に現れたり、悪化したりします。そのため、帽子を被ったり、日傘・日焼け止めなどを利用することで、紫外線対策を心掛けましょう。

肌に過度の刺激を与えない

肝斑は、フェイスマッサージなど皮膚を揉んだりこすったりして、刺激を与えすぎてしまうことで発生するとも考えられています。顔の皮膚は層が薄く、想像以上にデリケートなので、やさしくしてあげましょう。

また、スキンケアでは、肝斑をこれ以上濃くしないために、メラニンの生成を抑える美白化粧品を使うことも有効なのでオススメします。肝斑予防だけでなく、肝斑治療効果の促進にも役立つかもしれません。

セルフケアで肝斑を予防・改善しませんか?

いかがでしたか?肝斑とは、通常わたしたちが気にするシミとは原因も形も違うことが分かりましたね。また、女性ホルモンが原因とされる肝斑も、実は紫外線で濃くなる可能性が高いということも判明しました。

肝斑治療には、内服薬・外用薬・レーザーなど色々な方法がありますが、「治りにくい」とされる肝斑…。日頃から、セルフケアで出来るだけ肝斑にならないように気をつけましょう。また、肝斑になってしまった方も、セルフケアで症状が軽減したり、肝斑治療の効果の助けになるかもしれません。

「美は1日にしてならず」です。日々のセルフケアを頑張りましょう!

スポンサーリンク