色素沈着は薬で治す!薬局の市販薬も効果アリ!?つるるん美肌を目指そう!

シミやニキビ跡など、多くの女性が悩まされている皮膚の「色素沈着」。この記事では、色素沈着の原因や治療法、日常でできる予防法を徹底解説!さらに、色素沈着に効果のある薬について、症状によって異なる有効成分や使用上の注意なども含めて詳しくご説明していきます。

色素沈着に効く薬が知りたい!

多くの女性が悩まされている皮膚の「色素沈着」。この記事では、色素沈着の原因と対策、さらに色素沈着に効果のある薬や日常でできる予防法についてご紹介していきます。

色素沈着に効く薬は薬局でも気軽に手に入れることができますが、実は症状によって効果のある成分が違ったり、妊婦さんには使えない薬があるってご存知でしたか?意外に知らない「色素沈着」について解説します!

やっかいな「色素沈着」って一体なんなの?

まずは「色素沈着」がどんなものか見ていきましょう。

代表的なのは皮膚のシミ(色素班)

特に多くの女性が悩まされているのが皮膚のシミ。シミには様々な種類があり、最も代表的なのは「老人性色素斑(日光性黒子)」と呼ばれるものです。

他にも、ニキビや虫刺されの痕が色素沈着を起こす「炎症性色素沈着」、頬骨に左右対称のシミが現れる「肝斑」、一般的には”そばかす”と呼ばれる「雀卵斑」などがあります。

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一時性と慢性の見極めも重要

炎症性色素沈着には一時性と慢性があり、一般的にやけどや外傷などが完治した後に起こる色素沈着は一時性のものと言われています。一方、アトピー性皮膚炎やニキビなどの炎症を繰り返すことによって、徐々に色素が沈着していったものは慢性と考えられています。

肌:色素沈着 | 五本木クリニック

色素沈着はなぜ起こる?身近なところに原因が!?

では、色素沈着が起こる原因とは一体何なのでしょうか?

ニキビなどの炎症や摩擦による刺激

色素沈着は、肌への刺激によって色素細胞(メラノサイト)が「メラニン色素」を過剰に分泌し、皮膚に沈着することで起こります。

メラニン色素は肌のバリア機能であり、本来であれば役目を終えた後は自然と皮膚から剥がれ落ちます。しかし、何らかの原因によって過剰に分泌されたり、肌のターンオーバー(新陳代謝)が正常に行われないと、そのまま皮膚に沈着してしまう場合があります。

メラニン色素が過剰に分泌される原因としては、やけどや怪我などの外傷、ニキビや虫刺されといった炎症の他に、摩擦による刺激があります。

例えば、下着の擦れによるデリケートゾーンの黒ずみや、ムダ毛処理による脇の下の黒ずみなどもその一つ。些細な刺激でも、日常的に繰り返すことで肌に負担がかかり、徐々に色素沈着を起こすと考えられます。

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ホルモンバランスの乱れも原因に!

ホルモンバランスの乱れも色素沈着を引き起こす原因になります。女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」があり、通常はエストロゲンが皮膚の老化を抑え、表皮細胞の増殖を促進することで肌の健康を保っています。

しかし、ホルモンバランスが乱れてプロゲステロンが優位に立つと、メラノサイトが刺激されてメラニン色素が増殖し、色素沈着が起こりやすくなると言われています。

妊娠中の女性に多い脇の下や乳首の黒ずみ、また更年期に差し掛かった30~50代の女性に多い「肝斑」も女性ホルモンの乱れが主な原因とされています。

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一般的なシミの原因は加齢や日焼け

一般的にシミと呼ばれる「老人性色素斑」は、加齢や長年浴び続けた紫外線が原因と考えられています。

紫外線を浴びた肌は、その刺激から肌を守るためにメラニン色素を生成します。本来はターンオーバーによって角質と共に排出されますが、日焼けをしすぎたり加齢によって代謝が落ちた場合、ターンオーバーが間に合わず、徐々に色素沈着してシミになると言われています。

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シミをなくしたい!色素沈着を消す方法は?

色素沈着の原因がわかったところで、ここからはその治療法について見ていきます。

一時的なものは自然に消えるのを待つ

やけどや怪我などの外傷によって起きた炎症性色素沈着は一時的なものがほとんどなので、自然に薄くなるまで放っておいても問題はないとされています。

こういった治療法は「保存的療法(治療)」と呼ばれ、長い年月がかかります。個人差はありますが、顔で6ヶ月、上半身は1~2年、下半身は3~4年くらいで自然治癒することが多いようです。

にきび跡・顔の色素沈着-美容整形 美容外科|千葉県 船橋中央クリニック

薬局の市販薬を使う

自然治癒なんて待てない!という場合は、薬局やドラッグストアで販売されている市販薬を使うのも一つの方法です。

手軽に購入できる反面、病院の処方薬に比べて効果が穏やかだったり、自分に合うものが判断しづらいなどのデメリットもあります。色素沈着に効く薬については、次項の「色素沈着を治す薬は?」で詳しく解説します。

皮膚科でレーザー治療を受ける

症状がひどい場合、皮膚科や美容外科などで薬を処方してもらうか、レーザー治療を受ける方法もあります。

レーザー治療にかかる費用は症状や病院によっても異なりますが、一般的に美容目的の場合は自費診療、外傷性の色素沈着などは保険適用が認められる場合が多いようです。詳細は治療を受ける病院に確認してみましょう。

試してみる?色素沈着を治す薬について

色素沈着に効果のある薬についてご紹介していきます。

外用薬ならハイドロキノン

色素沈着に効果がある外用薬(塗り薬)としては「ハイドロキノン」が有名です。病院で処方してもらえる他、市販薬や美白化粧品にもハイドロキノンが配合されたものがあります。

ハイドロキノンはメラノサイトに働きかけ、メラニンの生成を抑える働きがあります。効果が高い反面、正しく使用しないと肌のかゆみや赤みを伴う可能性があるため、医師の指示のもと決められた用法・用量を守って使用してください。

ハイドロキノンの他には「トレチノイン」も色素沈着への効果が高いとされています。トレチノインは皮膚の代謝を促してメラニンを排出する作用があり、塗った後は表皮の剥離が起こります。ハイドロキノンとの併用も可能ですが、妊娠中の使用は禁忌とされているため注意しましょう。

【日本公式】外用薬の塗布でシミを治す | オラクル美容皮膚科 東京新宿院

内服薬ならハイチオールCやトランシーノ

色素沈着の治療に用いられる内服薬(飲み薬)では、市販薬・処方薬ともにビタミンCやトラネキサム酸、L-システインが代表的です。

市販薬として特に有名なハイチオールCは、L-システインとビタミンCがメラニンの生成を抑制し、肌代謝を助けます。肌トラブルだけでなく、体のだるさや二日酔いの緩和にも効果的。キミエホワイトなども同様の効果が認められています。

トランシーノは、色素沈着の中でも「肝斑」への効果が高いトラネキサム酸を配合した薬です。トラネキサム酸による肝斑の治療は比較的時間がかかり、トランシーノの服用の目安は8週間とされています。

L-システインの力とは | ハイチオール【エスエス製薬】

トランシーノIIについて(製品情報)|トランシーノII[第一三共ヘルスケア]

色素沈着の予防法を知って、できる前に防ぐ!

最後に、色素沈着を予防する方法について解説します。

タオルでゴシゴシと擦らない

入浴時、ナイロンタオルやナイロンタワシ、ボディブラシなどで肌をゴシゴシ擦るのは禁物です。特に骨の出っ張っている部分に色素沈着が起きやすいと言われています。

ビタミンC摂取はタイミングに注意

薬だけでなく、サプリや食べ物からビタミンCを摂取するのもおすすめです。ビタミンCが豊富に含まれる食べ物としては、レモンやキウイなどの果物、野菜では赤ピーマンやブロッコリー、ケールなどがあります。

ただし、レモンやキュウリなどは「ソラレン」という紫外線を吸収しやすくなる成分が含まれるため要注意!外出前に食べると紫外線への感受性を高めてしまう可能性があります。

色素沈着を防いで美肌を目指そう!

色素沈着の原因と治療法、色素沈着に効果のある薬や予防法について解説してきました。

色素沈着に効く薬は気軽に手に入れることもできますが、症状によって効果のある成分が違ったり、妊娠中の方は使用できないものがあるなど、注意が必要な場合もあります。ご自分の症状をよく見極め、気になる時は医師や薬剤師に相談してみましょう。