足の乾燥に悩む季節到来!もう「粉吹き足」にならないための方法とは

足は、もともと皮脂腺が少ない部分です。空気が乾燥する季節になると、まるで粉が吹いたようになって、毎年悩んでいるという人も多いはず。顔のお手入れはきちんとしているのに、露出度の低い冬は、ついついケアがおろそかになってしまう足。足こそ毎日しっかりケアしてあげることが大切です。

足の乾燥に悩む女性<原因と対策>

粉吹くスネ。割れてガサガサなかかと。秋の深まりとともに、空気が乾燥してくると、足の乾燥に悩む女性が増えてきます。症状が出て、慌ててお手入れを始めても、なかなか改善されにくいもの。せっかくの美脚も台無しです。

さらに、かかとの乾燥は、角質を深く割って、痛くて歩くのも大変なくらい、重症になってしまうこともあります。どうして足は乾燥しやすいのでしょうか。その原因を突き止めて改善することで、少しでも足の不快感を取り除くことができます。

足が乾燥してしまう5つの原因

足は、体の他の部位に比べると汗腺が少なく、そのため皮脂の分泌量が少なくなります。皮脂は、皮膚の乾燥を防ぎ、ちょうどラップのように、水分が逃げないような役割をしています。

このような役割をする皮脂が、平常でも少ないのですから、寒風にさらされたり、暖房の効いた室内にいると、真っ先に乾燥が進んでしまいます。

1.角質が剥がれてバリア機能を失う

乾燥すると、スネが粉が吹いたようになるといった経験はありませんか?この粉の正体は「角質」です。本来は、肌にピッタリと張り付いて、外からの刺激や細菌、紫外線などをシャットアウトする役割を持っています。

ところが、肌が乾燥してしまうと、角質層が水分を失って縮むため、ところどころ剥がれてしまっている状態です。

バリア機能を失ってしまうため、外からの刺激にも敏感に反応して、ストッキングなどの静電気に対してもピリピリしたり、かゆくなったりします。つまり、白い粉が吹いている状態というのは、お肌にとってSOSのサインでもあるのです。

2.セラミド不足で水分が逃げる

セラミドというのは、角質同士の接着剤のような役割を果たす成分です。角質層というのは、角質細胞がまるでウロコのように、何層も積み重なっており、そのすき間をセラミドという細胞間脂質がつなぎ合わせています。

セラミドは脂質と水分を保持しており、お肌に潤いを与えるとともに、角質間のすき間を埋めて、外部からの刺激物の侵入や、内部からの水分の蒸発を防いでいます。

空気の乾燥したところに長時間いたり、保湿を怠っていると、この大切なセラミドが失われていって、肌は弾力性がなくなり、顔ではシワを深くし、足ではひび割れや粉吹きという症状があらわれます。

3.血行不良で栄養や酸素が届かない

足の乾燥がひどい人の多くは、冷え性という特徴を持っています。夏場でも長い間、エアコンの効いた部屋で過ごしていると、手足が冷たくなって、かかとがガサガサになってしまうことがあります。

血液は、細胞のすみずみまで、栄養や酸素を運ぶ役割を持っています。しかし、冷え性は、足の末端の毛細血管まで血液をスムーズに運ぶことができません。するとターンオーバーが上手くいかなくなり、角質を厚くしてしまいます。そのうえ、乾燥が加わるので角質が割れて、血がにじむなどのトラブルを起こします。

4.洗い過ぎるで乾燥が進む

年齢を重ねると、肌の新陳代謝がどうしても衰えます。そのため、肌の潤いを保つ天然保湿因子や、セラミド、皮脂膜など減少していくため、若いころは脂症だったという人でも、乾燥肌に悩むことは少なくありません。

20代で足の乾燥に悩んでいるという人は、洗い過ぎが原因かもしれません。よく汗をかく夏場なら、ボディーソープで念入りに洗っても、すぐに皮脂が分泌されて、天然のクリームを肌に与えてくれます。

しかし、冬は汗をかくことも少ないので、お風呂で石鹸を使って体の皮脂を毎日のように落としてしまうと、乾燥が進んでしまいます。さらに、熱いお湯や長湯は皮脂を奪うので、乾燥肌に悩んでいる人は避けたほうがいいでしょう。

保湿が改善されないのは水虫かも

特に、かかとや足の裏など、乾燥してひび割れがひどいようなとき、いくら保湿クリームを塗っても、全く改善される様子がないときは、水虫を疑ってみましょう。水虫というとかゆみを伴うと思われがちですが、かかとは意外と鈍感な部位なので、かゆみを感じないケースもあります。

水虫を治療しなければ、いくら乾燥対策をしてもムダになってしまいます。水虫かどうかは自己判断が難しく、治療も皮膚科でやってもらったほうが、市販の水虫薬を使うよりもはるかに効果があり、早く完治できます。

足を乾燥から守る4つの方法

足の乾燥対策は、顔や手に比べて、少しおざなりになってしまいがちです。秋から冬へ、乾燥がひどくなる前から、少しずつケアをしましょう。足を乾燥から守る方法を紹介します。

1.暖房は控えめに。加湿器を最大限利用する

エアコンやファンヒーターは、冬の乾燥した空気をさらに乾燥させるため、肌への環境は過酷なものとなります。設定温度を低めにしておき、直接温風が体に当たらないようにしましょう。エアコンやファンヒーターよりも、オイルヒーターの方が肌の乾燥には優しい暖房器具といえます。

暖房器具を使う時には、室内の湿度にも気を配りましょう。加湿器を使って、湿度を50~60%にキープするように心がけます。加湿器がないときには、濡れたタオルをかけておくだけでも効果があります。

2.血行を良くして潤いを保つ

足の冷えは、足裏の乾燥の原因になります。保湿だけでなく、冷え性の人は血行を良くすることも大切です。たとえば、唐辛子成分入りのソックスやタイツを利用したり、足湯などで下半身をしっかりと温めましょう。

血行を良くすることで、皮膚の生まれ変わるサイクル、ターンオーバーを早めて、角質が厚くなってしまうのを防ぐようにしましょう。

3.過度の摩擦や圧力を避ける

かかとは体重を支えているため、外部からの刺激によって、角質が厚くなりやすい部分です。特に、素足にサンダルやヒールの高いパンプスなど、かかとに過度の圧力がかかり続けると、さらに厚みが増します。そこに乾燥が加わることで、ひび割れなどのトラブルが発生します。

よく、かかとのガサガサが気になるからと、軽石で強く擦る人がいますが、あまりよい方法とはいえません。力の加減が難しく、必要な角質まで取ってしまう可能性もあります。あまり角質を取り過ぎると、体の防御反応によって、さらに角質を厚くしてしまうことになります。

4.入浴後にしっかりとケアをする

お風呂上りは、角質の厚いかかとや足裏など足のケアをするのに,、ベストタイミングです。時間があるときには、リラックス効果もある、オイルマッサージでケアすることもおすすめです。

かかとや足裏のケアには、かかと専用のファイル(やすり)を使います。手動のもので十分です。ドラッグストアで、500円程度で販売されていますし、100均でも購入できます。かかと専用のクリームも売られていますが、ハンドクリームで代用できます。

たっぷりと使えるもの、尿素が配合されたものがおススメです。あとは、家庭にあるラップを使います。軽くかかとをタオルドライしたら、かかとの乾燥がひどい場合は、ファイルで削ります。力を入れずに、一定方向に動かすのがポイント。あまり削り過ぎないように注意しましょう。

その後、化粧水をつけ、ハンドクリームをたっぷりと塗って、足全体をラップで覆います。寝るときも、その上から靴下を履いて、保湿状態をキープします。

足こそ毎日の乾燥対策をしっかりと!

冬になると、足を露出する頻度もグッと少なくなります。そのため、ついついケアを怠りがちになってしまい、気が付いたら白い粉を吹いていたり、かかとが角質でゴワゴワになっていて、ストッキングが伝線してしまう原因になります。

足は、夏の間に何度も脱毛したり、紫外線にさらされているので、とてもナイーブになっています。冬の間は、どうせ見えないからと放置してしまうと、夏を迎える頃になると、かなりひどいことになってしまいます。

せっかくの美脚も、ガサガサの肌や厚くなったかかとでは、魅力も半減してしまいます。足こそ、毎日しっかりケアしてあげましょう。