ゴキブリ対策に効果絶大?ホウ酸ダンゴのすごさと簡単な作り方

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昔からあるゴキブリ対策といえばホウ酸ダンゴです。その効果や作り方、注意点、さらには人気市販のホウ酸ダンゴ3つを紹介しています。

ホウ酸ダンゴの効果や作り方って?

ゴキブリ対策といえば殺虫剤を吹きかけるのが手っ取り早いようですが、ガスが噴射されるので周囲への影響が気になります。そんな人にお勧めなのがホウ酸ダンゴです。ダンゴといっても食べ物ではなく、ゴキブリ対策に使われるすごいものなんです。

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ホウ酸ダンゴとは

名前は知っているけど、ホウ酸ダンゴが何か知らないという人も多いのではないでしょうか。まずはホウ酸ダンゴとはどんなものなのかを見てみましょう。

ゴキブリ対策に使われる団子

ホウ酸ダンゴとは、ゴキブリ対策に使われる毒餌のことです。日本では昔から使われていました。実は海外でも「ジャパニーズホウサンダンゴ」という名前で呼ばれています。

小麦粉にゴキブリの大好物である食べ物とホウ酸を混ぜ込んで団子状にしたもので、ゴキブリを駆除することが目的として使用されます。ゴキブリは嗅覚が発達しているため、誘引材料として匂いがきつい玉ねぎなどがよく用いられます。

使用期限は約4ヵ月

ホウ酸ダンゴがゴキブリ駆除に力を発揮させるのは、ホウ酸の毒素です。時間が経つと少しずつ効き目が弱くなってきますので、時期をみて取り替えなくてはいけません。ホウ酸ダンゴは3ヶ月から6ヶ月持つと言われているので、4ヶ月を目安に取り替えましょう。

大事なのは効き目の弱くなったホウ酸ダンゴを放置しないということです。放置してしまうと効き目が無くなるだけではなく、ホコリやカビの原因になります。

ゴキブリの卵には効かない

ホウ酸ダンゴは、食べたゴキブリの体に対して効き目を発揮させるものです。ですからまだダンゴを食べることができない卵のうちには効き目がありません。ゴキブリの卵のふ化は、50日から60日掛かると言われています。

今活動しているゴキブリだけを駆除するのではなく、卵が孵って活動し始めるまでホウ酸ダンゴで対策をした方がいいでしょう。孵化する前の卵にホウ酸水をかけるという方法もありますが、どこにあるか分らないため半年以上ホウ酸ダンゴ対策をした方がいいでしょう。

ホウ酸ダンゴの効果

ホウ酸ダンゴをゴキブリに食べさせると、なぜ駆除できるのでしょうか。ホウ酸の毒素がどのように効いていくのか、どのように駆除できるのかを見てみましょう。

脱水症状を起こさせる

ホウ酸ダンゴとは、その名の通りホウ酸を混ぜ込んだダンゴのことです。ホウ酸はゴキブリに対し毒性を持っています。ゴキブリは口からだけではなく表皮からもホウ酸の成分を吸収します。ホウ酸を食べたゴキブリは脱水症状を起こし、死に至ると言われています。

あるいは消化器系に作用して下痢のような症状になるため、最終的に脱水症状になってしまうとも言われています。ホウ酸がゴキブリの何に対して影響を与えるのか明らかになっていないのですが、いずれにしても脱水症状を起こすのは確かなようです。

また、脱水症状を起こしたゴキブリは水を求めてさまようため、水場近くで死骸がよく発見されます。家の中でゴキブリの死骸を見つけるのは少々嫌なものですが、家具の隙間など隠れたところで死なれるよりは片付けるのが楽でいいかもしれません。

連鎖的な駆除も可能

ホウ酸ダンゴを食べたからといって、ゴキブリはいきなり死ぬわけではありません。ホウ酸を摂取したゴキブリは徐々に体調が悪くなり、死に至ります。殺虫剤のように即効性はないものの、連鎖的な駆除が可能です。

例えばホウ酸ダンゴを食べて死んだゴキブリの死骸や糞を、他のゴキブリが食べたとします。間接的にホウ酸を摂取したことになるので、食べたゴキブリも徐々に体力が衰えていきます。このように連鎖的に駆除することが可能です。

また、少しずつ体調が弱くなってくるうちに、ゴキブリは他のゴキブリ達に危険信号を送ります。信号を受け取ったゴキブリはその家から出ていくため、結局追い払う効果があるのです。連鎖的な駆除効果を求めるなら、ホウ酸ダンゴの濃度を高くしなくてはいけません。

ホウ酸の濃度が40%であれば、死骸や糞を食べた他の個体への効果も期待できます。市販のホウ酸ダンゴは濃度が低いものがあるので、手作りして濃度調節してみるといいでしょう。

半日~3日程で効果が出る

ホウ酸はゴキブリにとって毒餌ですが、殺虫剤のように即効性はありません。数日かけてジワリジワリと効果が出てきます。早いものであれば半日ですが、遅ければ4日、5日かかることもあります。やはり個体によって体力に違いがあるので、効き目の出方も異なります。

それにせっかくしかけたホウ酸ダンゴもすぐに食べてくれるとは限らないので、長期に渡って対策をすることが大切です。ゴキブリは目が見えず嗅覚を頼りに好物を探すので、ホウ酸ダンゴは混ぜる材料が鍵となります。

ゴキブリを引き寄せる材料をうまく取り入れたダンゴを作り、仕掛ける場所のポイントを押さえれば、恐らく3日ぐらいで効果が出てくるのではないかと思われます。少々辛抱し、少しずつゴキブリの数が減っていくことを期待しましょう。

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ホウ酸ダンゴの作り方

ホウ酸ダンゴでゴキブリ駆除をするには、材料集めも大事です。基本のホウ酸ダンゴの作り方と材料をチェックしてみましょう。

材料を用意する

基本のホウ酸ダンゴの材料は、以下の通りです。

・小麦粉 30g
・ホウ酸 50g
・玉ねぎ 35g(すりおろし)
・砂糖 小さじ1
・牛乳、もしくは水適量

この材料で直径2センチのホウ酸ダンゴがおよそ15個程度作れます。ゴキブリは視覚がない分、嗅覚が優れています。判断できるのは明暗のみと言われています。玉ねぎは誘引材料として使いますが、焼肉のたれを加えても構いません。他にもビニール手袋、混ぜるための容器、下ろし器などを忘れないようにしましょう。

玉ねぎをすりおろす

ダンゴによく混ざるように、大根おろしの要領で玉ねぎをすりおろしましょう。すりおろす時には皮と根は取り除いて下さい。およそ35g、大さじで2杯程度あれば大丈夫です。汁気を切る必要はありません。玉ねぎはゴキブリが好きな匂いなので、引き寄せるために入れます。

ゴキブリは匂いの強いものが好きで、他にもビールや油の匂いに引き寄せられることもあります。雑食のため好物は他にもたくさんありますが、匂いを発することとコストも低いので、玉ねぎが最適です。

ホウ酸 小麦粉 砂糖を混ぜる

おろし玉ねぎの準備ができたら、粉類の準備を始めます。ホウ酸、小麦粉、砂糖を混ぜましょう。粉の固まりやホウ酸の偏りがないようにほぐしながら混ぜます。ここで気を付けて欲しいのは、必ずビニール手袋を装着して作業をして欲しいという点です。

ホウ酸は消毒効果もあるのですが、手に直接付着すると肌荒れする恐れがあります。殺菌作用を期待して洗浄液や点眼薬に配合されることもありますが、肌が弱い人は特に注意をして肌に直接付着しないよう取り扱って下さい。

玉ねぎを入れてよく混ぜる

粉類が均等に混ざったら、今度はおろし玉ねぎを加えて混ぜます。ここでもビニール手袋の装着は忘れてはいけません。おろし玉ねぎの水分があるので、粉類をこねることができます。しっかりと混ぜましょう。

また、じゃがいもを混ぜたホウ酸ダンゴもあります。その場合は玉ねぎと同じ様に少量すりおろし、粉類をしっかりと混ぜた後に混ぜ込んで捏ねましょう。

牛乳を適量加える

玉ねぎ、もしくはジャガイモの水分だけで適度な柔らかさになったら、特に水分を追加する必要はありません。もし玉ねぎを混ぜたときに固いなと思ったら、牛乳を適量加えてこねましょう。匂いが嫌なら水でも構いません。目安は耳たぶくらいの柔らかさです。

もし牛乳の量を間違えて多く入れてしまったらできるだけ取り除くか、小麦粉を追加して固さを調整するといいでしょう。失敗しないように、軽量スプーンなどで少しずつ加えるのがポイントです。

焼肉のタレを少量入れる

ホウ酸ダンゴは誘引材料がポイントになります。おろし玉ねぎだけでも十分なのですが、より効果を出すために焼肉のたれを加えることがあります。焼肉のたれには様々な材料が含められています。調味料以外にもニンニクなど匂いの強いものがたっぷりで、ゴキブリの大好物そのものです。

ホウ酸ダンゴのエッセンスとして、最後に加えてみるといいでしょう。もし自宅に常備していなければ、わざわざ購入する必要はありません。

団子状に丸める

全部の材料を混ぜて適度な柔らかさになったら、今度はダンゴ状に丸めていきます。まん丸にするのではなく、少し平たくして白玉ダンゴのような形状にするのがポイントです。平たい方がゴキブリは食べやすいのだそうです。

一度まん丸のものを作って、後から平たく潰すと簡単に形を整えられます。大きさも2センチから3センチぐらいがちょうどいいようです。あまり大きく作り過ぎると、ゴキブリがかじりにくくなります。

天日干しして完成

適当な大きさに丸めていったら、今度は水分を飛ばすために2日ほど乾燥させましょう。ホウ酸ダンゴはゴキブリを引き寄せるために栄養分が含まれているため、カビが生えてしまいます。

水分はカビの大敵なので、防ぐために仕上げで天日干しを行います。金属製の平たいバットの上に敷き詰めて、ベランダなどで干すといいでしょう。バットにダンゴがひっつくのが心配なら、ラップでカバーしてからダンゴを並べるといいかもしれません。

ホウ酸ダンゴの設置場所と時期

ホウ酸ダンゴを作ったら、今度は設置場所を考えなくてはなりません。設置場所のポイントを上手く掴むことでより駆除効果を発揮させることができます。また設置する時期にも最適な季節があります。

キッチン周りを囲む

ゴキブリが寄ってくるのは、食べ物の匂いがするところと温かいところです。キッチン周りを囲むように四隅に配置するのは基本です。ゴキブリを発見したところ、通り道と思われるところを考えてダンゴをおきましょう。他にもシンク下の収納、コンロや炊飯器、オーブン、トースターのそばなどもホウ酸ダンゴ設置ポイントです。

3月中旬から効き目UP

ホウ酸ダンゴは設置する季節も重要なポイントです。最適なのはゴキブリが活発に活動をする前です。夏真っ盛りは既に繁殖してしまっているため、駆除をするのも骨が折れます。活動する直前に設置すれば、大繁殖を防ぐこともできます。3月中旬辺りだとまだ涼しい日もあるのでちょうどいいのですが、地域の気候に合わせて時期を調節しましょう。

手軽に使える市販のホウ酸ダンゴ

ホウ酸ダンゴはとても簡単に作れるのですが、材料を揃えるのが面倒くさいと思うかもしれません。そんな人は市販のホウ酸ダンゴが便利です。

オカモト

オカモト株式会社が製造するインピレスホウ酸ダンゴです。半はまタイプで1袋に24個入っています。薄型容器なので狭い場所にも設置しやすいようです。大豆粉、パン粉、タマネギエキス、米ぬかオイル、動物性エキスを配合しています。材料のせいか、やや甘い香りがします。効果は約6ヶ月で、大型ゴキブリにも効果を発揮します。4日目辺りから効果を実感する人が多いようです。

アース製薬

殺虫剤で有名なアース製薬からもホウ酸ダンゴが発売されています。CMで見たことがある人もいるでしょうが、アースゴキブリホウ酸ダンゴ・コンクゴキンジャムです。黒い容器の中に特殊誘引ジャムを含んだダンゴが設置されており、ギザギザの形状でゴキブリが食べやすいようにしています。

誘引剤は玉ねぎ、黒ゴマを使っています。ホウ酸は35%の濃度なので、隠れているゴキブリへの連鎖的な駆除も期待できます。また、ホウ酸ダンゴはむき出しになっていないので、小さな子供やペットの誤食を防ぎやすい効果もあります。

タニサケ

市販のホウ酸ダンゴの老舗といえば、タニサケのゴキブリキャップです。クリーム色の丸型容器の中にホウ酸ダンゴが入っています。ホウ酸ダンゴには誘引剤として玉ねぎやピーナッツが含まれています。粉末玉ねぎを使用しているため、匂いが気になるという人にもピッタリです。

また、しっかりと乾燥されているためカビの心配も少ないようです。効果は約1年間、製品は15個入りや30個入りとバリエーションがあります。

ホウ酸ダンゴの注意点

ゴキブリ駆除に効果を発揮するホウ酸ダンゴですが、取扱には注意しなくてはいけません。化粧品などに使用されることはありますが、扱う量によっては人間にも悪影響を及ぼします。

誤飲しないようにする

ホウ酸は人体に比較的安全と言われていますが、大量に飲めばもちろん危険です。体重60gであれば120gが致死量となります。通常であればそんな量を誤飲することはないだろうと思われがちですが、ホウ酸は無味無臭なのです。団子状だと人間の食べ物と間違えられてしまいがちなのです。

作りかけのホウ酸ダンゴや設置しているダンゴをペットの犬が食べたり、猫が食べたりしてしまう危険性もあるでしょう。赤ちゃんや高齢者の方も要注意です。作る時や設置するときの管理に気を配る必要がありますが、どうしても誤飲の心配があるならば手作りではなく市販の誤飲防止キャップに入っているホウ酸ダンゴを使用した方が無難でしょう。

赤ちゃんやペットがホウ酸ダンゴを誤飲したら?

体が大きくて体力のある大人なら、多少間違えてホウ酸を少量飲んだぐらいでは心配はないでしょう。でも小さな体の赤ちゃんやペットが飲んでしまうと中毒を起こす危険性があります。事故が起きたときに落ち着いて対処ができるように知識を付けておきましょう。

水か牛乳を飲ませる

ホウ酸ダンゴを誤って食べてしまった場合は、まず水分摂取が基本です。誤飲したものによっては、何も飲ませない方がいいものもあります。しかしホウ酸ダンゴ誤飲の場合は、まず水か牛乳を飲ませましょう。

ちょっと市販のホウ酸ダンゴの容器を舐めたぐらいなら様子見でいいですが、少しでもおかしな症状がないか終日観察する必要があります。市販のホウ酸ダンゴは、誤飲防止のためにプラスチックの容器に入っています。

また、万が一のために大量に食べられないようにわざと不快な苦みを持たせる工夫をしているものもあります。また、どれだけ食べられてしまったか把握するためにも、自分が設置したホウ酸ダンゴはしっかりと覚えておきましょう。それ以前に食べられないように管理することが大事です。

吐かせる

牛乳や水分を摂取させた後の対処方法としては、吐かせるということです。何も飲ませないで吐かせようとするよりは、水分を入れた後の方が吐きやすいでしょう。上半身を前屈みにさせて背中を叩くか、喉の奥に指を突っ込んでみて下さい。

舌の根元、喉の奥を圧迫するとオエっとなるので、水分摂取した直後にやると吐きやすくなります。喉の奥に指を入れるときには、くれぐれも爪などで傷を付けないように気を付ける必要があります。

吐かせるならホウ酸ダンゴを食べてから時間が経過していない時がいいようです。既に時間が経って体に吸収されてしまった後では、吐かせてもあまり意味はないでしょう。

医療機関を受診

水分を摂取して吐かせた後の対処方法としては、やはり医療機関の受診です。ホウ酸ダンゴの誤飲が少量なら自宅で吐かせて様子見をするという判断もありますが、小さな子供やペットだと心配です。本人がどれだけ食べてしまったのか正確に把握していないこともあるので、できれば医療機関を受診した方が安心です。

ホウ酸による中毒症状は主に嘔吐や下痢、皮膚の赤みなどですが、まれに腎臓や脳神経へ影響を及ぼすことがあります。しかも症状が出てくるまで数時間かかることもあります。ホウ酸ダンゴを大量に食べてしまった、食べた量が分からない、明らかに中毒症状が起きているという時は医療機関の受診を躊躇しないで下さい。症状によっては胃洗浄をする可能性もあります。

ゴキブリ駆除に効果的!ホウ酸ダンゴについてのまとめ

簡単に手作りできるホウ酸ダンゴは、意外とゴキブリに対する強い力を持っていることが分かりました。長く使用し続けられていることもうなずけます。しかしホウ酸ダンゴは古くから一般家庭で使用されていた身近なものなので、入手しやすい分取扱にも注意しなくてはなりません。

過去には誤飲・誤食による事故の例がいくつもあるので、くれぐれも細心の注意を払い使用するようにしましょう。

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